無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あずみの自然農塾8月その2(福岡正信老にささげる粘土団子づくり)

2013-08-24 10:11:52 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、


昨日はたっぷりのでした。
先週のシャロムヒュッテでのあずみの自然農塾で、2008年の8月に亡くなった福岡正信さんのご冥福、平和を願って粘土団子を作り大無為自然に種まきした様子をPCの調子が悪くのせられなかったので、遅れましたがご報告いたします。

耕さない田んぼでは、お米の穂も出始め、10月の稲刈りが今から楽しみです。


日中余りに暑く35℃を超すなかで野良仕事は無理なので、
みんなで登山口にある名水を汲みに、涼を楽しみに山に行きました。




渓谷では、冷たい雪解け水が流れており、足を入れて涼を味わったり、

タネ採り用のスイカを冷やしたり、真夏の喧騒を忘れ森に一時、包まれました。





福岡正信老に教わった粘土団子。

自然農法の究極のアイテムであり、砂漠緑化の希望の光です。

今回は、古くなった種子をたくさん(レタス、シュンギク、ダイコン、カブ、野沢菜、ミニトマト、キャベツ、モチキビ、ハッピーヒルなど)にクリムソンクローバー、シロクローバーも混ぜます。

これから播く粘土団子は、菜園用なので、たくさんの野菜のタネを混ぜました。




タネに、粘土をくだいて作った粘土パウダーを加え、水を加えて練っていきます。


練っただけでは、割れやすい団子になってしまうので、トントンと空気を抜くように
福岡老曰く「革命の音」を鳴らしながら、四角くまとめます。




一つまみ取っ粘土の塊にはタネがたくさん入っているので、くるくると掌で、種が中心に集まるように、


粘土団子を作り、新聞などの上に置き、日陰の風通しの良いところで、よく乾燥させます。




今回は、粘土団子を乾燥させずに、シャロムヒュッテにある自然農法区に、子供のようにポンポン投げました。

粘土団子は、自然とタネが発芽してきて、その場に叶った野菜が自然に育つことから、
耕さない畑にタネを自然に播け、鳥や小動物から身を守ってくれる優れモノです。

教わって十年以上経ちますが、あずみの自然農ではここ数年亡くなった年から、命日前後の8月に粘土団子講習会を開き、粘土団子を伝えつつ、タネを播いています。

福岡老曰く、「一年目は人が播き、二年目は鳥が播き、三年目は、自然(神)が播く」
そのきっかけを皆と一緒にやることで、改めて自然農法の初心に立ちます。

本当に多くの師匠たちから教えられたことを伝えられて、幸せなことです。


8月の自然菜園教室/strong>

明日は、8/25(日)Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース
訂正8/28(水)NHKカルチャー 自然菜園入門
コメント (10)
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