無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

タマネギの自家採種、秋野菜の定植

2013-08-15 04:35:17 | 日々の自然菜園
本日も猛暑です。
みなさま熱中症対策お忘れなく。

残暑お見舞い申し上げます。




以外と自家採種にムラがあるのが、タマネギの自家採種でした。
簡単のようで、タマネギ、ハクサイなどが気候風土の関係か、ほとんどの野菜が自家採種できてきた中で課題で、
今年は、すんなり自家採種できたタマネギです。

まず、今まで火山灰土ではタマネギそのものの生育が難しいものがありました。
また、交配種(F1)タマネギの多くが不稔受精のせいか、花が咲かない品種の時もありました。

タマネギの自家採種は、収穫したタマネギをもう一度植えて、翌年出た写真のようなネギ坊主からタネを採ります。

通常のタマネギ植え付けより少し遅らせて植え直したタマネギから翌年搭だってきたネギ坊主が倒れないように、
今年はネットを利用しました。天候にも恵まれ雨よけも不要でした。


タマネギの場合、まだ白く見えるネギ坊主も皮の中では黒くなっている種子がこぼれる前に、
紙の上に、苗ケースを上げ底にして、並べて追熟・乾燥することでタネを傷めず、こぼさず採ることができます。

1~2週間ほどよく乾燥させてから、フルイなどでふるってタネだけにしたら、冷蔵庫で乾燥材を入れて丁寧に保存すれば2年は使えるのでちょっと多めに自家採種しておきます。


青ナスの片側や株間には、コンパニオンプランツであるエダマメやホーリーバジルが植えてあります。




今回青ナスの裏側の邪魔にならない株間に、ハクサイを定植しました。




トマトのじゃまにならない株元には、キャベツを植えました。

自然菜園では、基本リレー栽培といって絶え間なく、野菜がリレーのように混作・間作・輪作されていきます。
砂漠を除けば、自然界のように必ず季節の草花が絶え間なく生えてくるように、土を休めることなくどんどん相性の良い組み合わせで、適当な距離感を保ちながら栽培します。

夏野菜の下で無農薬栽培で難しいとされる結球秋冬野菜を育てると、自然と育つから不思議です。

秋が短くすぐに冬が訪れる寒冷地の長野では、通常夏野菜の後は10月にタネを蒔ける野菜がないため空いてしまいますが、
このように栽培することで、暑い中秋冬野菜が無事育ち、霜が来た後夏野菜が枯れても、冬野菜が残る形になります。

狭い面積で自給したい方にもお奨めです。


8月の自然菜園教室/strong>

8/17&18 シャロムヒュッテ あずみの自然農塾
8/25(日)Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース
訂正8/28(水)NHKカルチャー 自然菜園入門
コメント (13)
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