無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール 大月校開校記念講演会(東京・山梨)

2018-02-19 10:33:34 | 日々の自然菜園
新刊発売中!!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)

本日、

先週は、東京、山梨と5日間出張し、その後大阪にある農園に自然菜園コンサルをしに行ってきました。
怒涛の10日間で、ブログも書くネット環境がなく、ご無沙汰してしまいました。




先週末、東京北青山にあるGlocalCafe(グルーカルカフェ)さんで、自然菜園スクール大月校開校記念講演会を開催いたしました。

GlocalCafeさんは、地元青山の地域国際交流と多言語・多文化理解を目的とした コミュニケーションスペースで、
施設は語学を中心とした書籍や電子辞書などの最新学習ツールを揃えたブックライブラリーをはじめ、
セミナー、イベント、試写会などの会場としても幅広くご利用いただけるほか、
カフェコーナーでは、こだわりのコーヒーや美味しい地ビールなどもお楽しみいただけます。




そんな素敵なカフェスペースで、予約40名オーバーの講演会には、東京だけでなく、神奈川、山梨など関東近郊からもご参加いただき、卒業生さんも参加してくれたので、とても熱い想いと温かな雰囲気に囲まれて、講演させていただきました。

講演の後、自然菜園スクール大月校の説明会につづき、
質疑応答もあり、日頃の菜園の疑問など、家庭菜園への熱い思いが伝わってきました。


後半は、交流会になっており、

自然菜園のジャガイモと市販のジャガイモの食べ比べや、カボチャサラダディップなど試食しながら、各自交流会になりました。


翌日は山梨県の大月にある自然菜園スクール大月校の開催地、大月エコの里さんに移動。


日当たりのよい緩やかな南傾斜地が、本科生の自然菜園区画予定地です。




エコの里からは、富士山が絶景で、毎日違う富士山の景色を楽しむこともできます。


エコの里にはトイレや宿泊、事務所だけでなく、ピザ窯や大なべなどがあるので、バーベキューなども楽しめます。


大月エコの里さんには、シイタケ牧場もあり、肉厚の椎茸が季節に楽しめます。


当日、大月エコの里さんでもミニ講演会&説明会を行いました。

地元のNHK放送(動画あり)さんなども取材に来てくれました。

ただし、放送の際に、正しくは「トマトの間の日陰で植えるとバジルが柔らかく美味しくなる」というところが、誤)「日陰が大好きなバジル」と誤報がありました。


実は、説明会の間、クン炭を焼いており、






説明会の後、大月校の初回3/18(日)の準備の土のテコ入れを有志で行いました。

大月エコの里さんでは、化学肥料を入れないと育たない元山土だということも土壌分析からわかり、

今回は、主にバッドグアノによるリン酸補給と米ぬかと堆肥による微生物の再生を行いました。

詳しくは、初回の講義でテコ入れとは何か、どのようにするのかを行い、畑に緑肥mixをみんなで播く予定です。




テコ入れ資材を散布したのち、浅く荒くトラクターで耕し、整地したときには、富士山が日の出直後で綺麗にその姿を照らしていました。

大月エコの里さんでの自然菜園スクールは今年初めての試みなのですが、

首都圏から90分の距離で、富士山を眺めながら、無農薬家庭菜園を行う場所はとても貴重だと思います。

大月市は、隣接する移住者が多い神奈川県(相模原市)や同じく山梨県(甲府市・北杜市)からもとても近く、移住先探しや移住先からの勉強に来るにも便利かと思います。

世の中先行き不安ですが、
無農薬・無化学肥料の家庭菜園は、大自然の中、安心安全な食べ物を育て、同じ趣向の仲間と出会え、交流できる場としては最高で、
持続可能な未来を育てる場所になれると思っております。


是非、自然菜園スクール大月校をはじめ、各地で無農薬で自然に野菜を育てる場所が広がっていきますよに、願って止みません。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

こちらも冬の菜園の出来ない時期に、お楽しみに~
コメント
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