無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ダイズの畝間潅水&田んぼの花水

2021-08-06 05:11:59 | 日々の自然菜園

 

緊急開催!!【オンライン自然菜園セミナー】8/ 14(土) 13:00~14:30
暑さに負けない
『病虫害対策 水稲&大豆の収穫アップのコツ』ミニセミナー(30分)とQ&A(60分)

イネもダイズも開花期が最も重要です。大豆は、国内自給率6%(90%以上輸入)

年々暑くなり異常気象などで、病虫害や不作が続くので、今できることを知って自給率アップのために、大切なことをお伝えしたいと思います。Q&Aの時間もたっぷりあるので、野菜以外の稲、大豆など穀類のご質問お待ちしておりまーす。

 

特に今年は、梅雨明け後の猛暑日が続き、最高気温33~35℃の毎日、しかも雨ナシ。大干ばつです。

この時期我が家では、大豆や小豆の畑が一面水浸しになる。

正確に言うと、「畝間潅水(うねまかんすい)」といって、畝と畝の間に夜水を流し込み、畑全体に水を回すことをします。

台風などで畑が浸水し、ダメになる野菜たちがいるのに、大豆はどうして大丈夫なのでしょうか?

大豆は、昔「畦豆(あぜまめ)」といって田んぼの畦で育てることが普通だったので、意外やこの状態が大好きなのです。

具体的かつ詳しくは、8/ 14(土) 13:00~【ZOOM配信】のオンラインセミナー『暑さに負けない『病虫害対策 水稲&大豆の収穫アップのコツ』ミニ講座(30分)Q&A(60分) の内容なので、ここでは控えますが、

※セミナーでは、どうして水が必要で、どのような水やりを水稲と大豆は求めているのか、どのように判断し、水をやるのか、猛暑対策として、何ができるのか、何が最も大切なのか、根本からミニ講座で解説させていただき、その上で、いつもの2倍の時間を取って自給作物(稲、大豆、雑穀)の質疑応答で、作物とそれを育てる人を応援できればと思っております。

花の咲くこの時期の大豆とイネは、大量に水を必要としております。昔から「花水」と呼ばれ、この時期雨が降るかどうかで、収量が激変したようです。

 

昨日の朝、一緒に田んぼをやっている友人から「田んぼの写真が送られてきました」

水が最も大切な時期なのに、田んぼに水がない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!

さすがに、びっくりして、他の仕事をそっちのけで、田んぼに行ってみました。

この田んぼは、家から車で20分の距離にあるので、なかなか通えず、以前はまた別の近隣に住む友人に水やりをお願いしておりました。

ドジョウも暑さゆえに、煮えたぎる田んぼのわずかな水の中、死んでおり、黒米「たかね紫」は元気に花を満開に咲かせておりました。

水が乏しい田んぼなので、水が一気に田んぼ全体に届くように、三角ホーで溝を切りってから、

水を入水しました。

この田んぼの水は、大変冷たく、年間8℃という山の湧き水。

水量も少なく、上の田んぼの中干し後の大量の入水時には、いつもよりも水が少なくなります。

溝切りしたお蔭で、30分位で、田んぼに水が入り始めましたが、このままにしておくと、夜間~朝にかけて田んぼが冷えすぎてしますので、

田んぼがいっぱいになるまでの限定で、水を一気に入水しました。

時間がかかりそうだったの、一旦自宅に帰宅し、

自宅の前の田んぼの水が熱くなりすぎないように、田んぼに水をかけ流し、こちらも一息つけました。

自宅の前の田んぼは、水量が大量に安定しているので、稲の生育と時期に合わせて、水やりを工夫しております。

 

・・・2時間後・・・

再び田んぼに行ってみると

田んぼの田面が数センチ水がしっかり満たすことができておりました。

この数年、水やりが大変なので、工夫してきたので、2時間でここまで水が張れるようになったことと、稲が心なしか喜んでいるように見えたので、安堵しました。

水を貯めっぱなしでも根腐れしやすい時期ですが、ヒビが割れるほど乾くのはビビります。

この田んぼは、「間断潅水(かんだんかんすい)」がこまめにできないので、いつも田面が1~3㎝水がある状態がベターです。

例年に類を見ないこの猛暑と開花時期と相まって、水が足りなかったようです。

 

今年も野菜もお米も一層しんどい天候が続きますが、そんな中でも文句の一つも言わずに、適応しようとしている野菜やお米たちに、夕立とまではいきませんが、せめて水管理で、応援できるお世話を心掛けたい限りです。

 

コメント
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