8/28(土)
13:30~【ZOOM配信】新『自然菜園 根本講座』 「ダイコンの原産地とコンパニオンプランツの活かし方」
18:00~【ZOOM配信】『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第14回 冒頭ミニ講座「支柱の挿し方」
8/29(日)
10:30~15:30【ZOOM配信】自然菜園オンライン見学会 テーマ「持続できる菜園 自家採種のコツ」
10:30~11:30 自然菜園講座 「自家採種の基本の3ステップとは?」
11:30~12:00 質疑応答
13:30~14:45 自然菜園見学会 畑から中継
15:00~15:30 質疑応答
↑今週末はオンライン自然菜園セミナー目白押し
昨日は、自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』
講義:自家採種(ステップ1固定種とF1とは)と育苗土づくり
実習:アブラナ科とキュウリの自家採種、タマネギの育苗
を行いました。
今回から後期日程なので、前期の復習を行いながらの講義は、予定時間を押しての白熱ぶりで、自分でも大好きな自家採種に対する情熱にあきれてしまいました。
いつもは60分オンライン講義、30分質疑応答ですが、
今回は、前期の復習も兼ねたので、情報量が半端なかったので、秋野菜の育苗のポイントが書いてあるテキストをなくさないで、見直してほしいものです。(結局、25分延長すみませんでした)
固定種のハクサイ「松島純二号」
固定種は、固定種という表記はなく、栽培歴がざっくりなのが特徴です。
交配種(F1)のハクサイ「野崎123」は、野崎交配と書いてあるので、交配種(一代かぎりのF1)になります。
種袋を読み取るポイントは、種子農薬の有無、産地、数量、発芽率、有効期限などいろいろあります。
イチゴのランナーの採り方は、拙著でご紹介した色々ありますが、
実際に、今回は、もっとも簡単に、計画的に苗を採るプランターを使用したやり方をご紹介、解説させていただきました。
・実習 キュウリの種採りでは、通常のキュウリの10倍くらいの重さの採種果の熟成方法、かき出しなど
自家採種する際の基本~応用まで実際に観ながら一緒にやっていきます。
※長野校のオンライン受講生は、受講生専用パスワードつきブログで、後日実習の動画を見て学ぶことができます。
キュウリの自家採種は、家庭菜園では、発酵させないことが多いのですが、
プロの採種農家さん同様、発酵させてから自家採種した方が、タネが充実し、カビにくく、保存期間が長くなり、重宝します。
ちょっとした一手間で、野菜のタネの質が異なり、その結果、良い発芽(発芽率がよく、双葉が大きいので)から初期生育がよくなります。
・実習 アブラナ科(のらぼう菜)の種採り
アブラナ科の自家採種は、鳥の食害とカビ、飛散を防止するために、タネが8~9割実ったら、
寒冷紗などで包み、雨の当たらない、風通しの良い、半日陰で追熟乾燥させておくと良いです。
追熟乾燥させたものを、布団が干せる暗い天気の良い日の午前中に脱穀し、
虫を逃がしてから、封筒に詰めてから、乾燥剤と密閉で、保存すると3~5年発芽率が維持できます。
実際に脱穀し、タネの採り方を実習体験してもらいました。
ちょっとしたことが、大切な自家採種の実践的なテクニックは実際に観て体験すると、自分も真似して自家採種できるようになるので、惜しげもなく全部講座でお話させていただいております。
最後に、タイムオーバーでしたが、講座でご紹介した土ボカシを造り方を紹介しました。
土ボカシは、プランター、育苗土や余った苗を再生できますし、
微生物の力を借りて、土の団粒構造を発達させた腐植たっぷりの土作りができますので、
堆肥以上に、育苗や栽培にとても重宝します。
このコースでは、自家採種の基本~実践的テクニック
前期の育苗の基本を押さえた秋冬の育苗の応用を学んでいきます。
次回は、自家採種のステップ2、品種を維持するための基本知識とテクニックを勉強します。
9月12日(日) | 講義:自家採種(ステップ2:品種を守る) 実習:トマト、ピーマン、ニンジンの自家採種、タマネギの育苗(2) |
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