無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

Azumino自給農スクール12月収穫感謝祭(自然堆肥造り2&餅つきなど)

2013-12-10 23:53:32 | 自然菜園スクール
本日、

久々のブログ更新です。

今年度最後のAzumino自給農スクールが週末にありました。
Azumino自給農スクールは、自然育苗コース、自然稲作コース、自然菜園実践コースの3コースで3月~12月まで行ってきました。
3コース合同の最終回は、安曇野地球宿さんで1泊2日で行いました。






3カ月かけて切り返して作ってきた自然堆肥。
いよいよ、終盤、最終切り返しになります。

堆肥の表面には草の芽ぶきがあり、いい感じです。
つまり、ここですべての草のタネを発芽、すき込んでしまい畑で種が発芽しないようにします。

周囲の気温が10℃以下なのに、堆肥の温度も37℃あり、安定しています。


みんなで最終切り返しをし、あとは来年まで寝かして熟成させて、チェックすれば完熟自然堆肥の完成です。

堆肥はとても手がかかりますが、美味しい味噌造りと同じで美味しい野菜を育てる土づくりには身につけておきたい技術です。
初期の自然菜園にはまだまだ野菜が自然に育つ環境が整っていない場合が多く、その際に自然堆肥はとても有難い存在です。


9月に播いた野沢菜も収穫し、即席漬け「時漬け」をお土産用にみんなで作りました。




田んぼの草取りに大活躍だったカモたちも、津村先生のご指導の下、解体をみんなで体験しました。

初めて体験する家禽の解体に戸惑いながらも、命をいただくことに改めて感じた時間でもありました。






夜は、みんなで育てたお米の食べ比べに始まり、

採れた野菜でお鍋。合鴨肉もしゃぶしゃぶで頂きました。

鍋のシメは、みんなで育てた在来手打ち蕎麦で、とうじ蕎麦でいただきました。
お蕎麦は、地元の蕎麦打ち名人丸山さんに打ってもらいました。

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翌日、

みんなで育てた幻のもち米を蒸して


お餅をつきました。






つきたてのお餅で、来年用の鏡餅を作ったり、

きな粉や、在来の小豆で作った餡子をまぶし、前日漬けた野沢菜漬と一緒にいただきました。

昨今、お金を出せば何でも手に入りそうな豊かな日常ですが、みんなで育てた作物や家禽を自らの手で調理し、おこたつでみんなで囲んで食べる機会がめったにありません。

持続可能な農的暮らしをテーマに始めたAzumino自給農スクールでは、野菜の種まきから、自然菜園の育て方、食べ方を体験してもらいながら感じ取ってもらえればと思います。

今年も早いもので、もう一年終わってしまいました。

来年度の募集はまだかとお問い合わせいただき誠にありがとうございます。
来年度の募集のために、もう少しお時間いただいて目下事務仕事に勤しんでおりますので、今しばらくお待ちください。

また来年、皆さんと一緒に土に触れて、生命を育て、感謝していただくことができますように、心より願っております。
2014年のAzumino自給農スクールは、バージョンアップする予定ですので、お楽しみにしていてください。

2014年度の募集案内やお問い合わせはホームページから行っております。
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