本日、のち、の予報。
昨日は、穂高養生園の新講座「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」、その前の日の土曜は、Azumino自給農スクールの自然稲作コースが無事開校され、正直2つ違う場所での講座の開始が続くと準備など段取りも含め大変でした。
というのも、本当は、Azumino自給農スクールの自然稲作コースは先週は先週始まる予定でしたが、例の台風並みの暴風雨のため休講し、一昨日に振り替えになったからです。
育苗と畑がはじまり、菜園教室の開校と多忙を極め、ブログの更新遅くなって申し訳ないです。
自然稲作コースでは、無農薬でお米を育て自給できるようになれるように、体験学習するコースです。
また、本科生は、育てたお米の分配があるため、自分たちで育てたお米が自給できるようになるため、Azumino自給農スクールでは、自給フルコースも含め、大人気のコースになっております。
初回は、お米の種まきから始まります。
本来写真のように、水に卵をいれると沈んでしまうのですが、
塩を水に大量に入れて比重を1.13にした濃い塩水中に卵を投入すると、卵が浮きます。
お米の苗を育てる際は、特に苗箱などで育てる場合は、「塩水選」といって、
卵が浮くくらいの濃度の塩水に種モミを入れて、良く詰まって沈む種モミを選びます。
ちなみに、浮いてしまった種モミは、の餌になります。
塩水選のあと、塩気を水で流した後、
60℃のお湯で8分きっかり「温湯消毒」を行い、種子に感染した病気を消毒し予防します。
その後、急冷却したのち、
8~10℃の冷水で、10~12日種モミを「浸水」させ、種まき後生育が揃うように芽出しを行います。
午前中のワークのあと、手弁当を持って花見をしながらのお弁当をいただきました。
※このコースでは、手弁当になります。
午後に、2つの苗箱に種を播いていきます。
お米を育てるには、直接田んぼの脇の苗代に播く方法と、箱に播いて移動する方法があります。
今回は、手軽に週末農業でも育てやすい苗箱方式で種まきです。
苗箱も、いろいろなタイプがあります。
穴のあいたポット式(左)、従来の箱式(右)です。
土も市販のものをそのまま使うのではなく、ブレンドして自然稲作しやすい土に手を加えます。
みんなで、土をブレンドしたり、
苗箱に、お米の種類が混じらないように名札を付けたりします。
お米は8種類育てていきます。
いろいろな多様性を持った田んぼになります。
箱式のものに土を詰め種を播いていきます。
ポット式には、土詰めに手作りの道具を使ってみんなで土を詰めた後、
播種機で、種を播きますが、
ムラがないか、チェックします。
意外とムラガ出てしまうもので、手で一穴ずつ、しっかり4~5粒になるように補います。
こうして自分たちで種まきした苗を育てるところから学び、田植え、稲刈り、実食までしていくコースです。
次回からは、田植えや除草など学んでいきます。
次回の自然稲作コース予定
5/25(土)畦塗・田植え・畦豆播種
昨日は、穂高養生園の新講座「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」、その前の日の土曜は、Azumino自給農スクールの自然稲作コースが無事開校され、正直2つ違う場所での講座の開始が続くと準備など段取りも含め大変でした。
というのも、本当は、Azumino自給農スクールの自然稲作コースは先週は先週始まる予定でしたが、例の台風並みの暴風雨のため休講し、一昨日に振り替えになったからです。
育苗と畑がはじまり、菜園教室の開校と多忙を極め、ブログの更新遅くなって申し訳ないです。
自然稲作コースでは、無農薬でお米を育て自給できるようになれるように、体験学習するコースです。
また、本科生は、育てたお米の分配があるため、自分たちで育てたお米が自給できるようになるため、Azumino自給農スクールでは、自給フルコースも含め、大人気のコースになっております。
初回は、お米の種まきから始まります。
本来写真のように、水に卵をいれると沈んでしまうのですが、
塩を水に大量に入れて比重を1.13にした濃い塩水中に卵を投入すると、卵が浮きます。
お米の苗を育てる際は、特に苗箱などで育てる場合は、「塩水選」といって、
卵が浮くくらいの濃度の塩水に種モミを入れて、良く詰まって沈む種モミを選びます。
ちなみに、浮いてしまった種モミは、の餌になります。
塩水選のあと、塩気を水で流した後、
60℃のお湯で8分きっかり「温湯消毒」を行い、種子に感染した病気を消毒し予防します。
その後、急冷却したのち、
8~10℃の冷水で、10~12日種モミを「浸水」させ、種まき後生育が揃うように芽出しを行います。
午前中のワークのあと、手弁当を持って花見をしながらのお弁当をいただきました。
※このコースでは、手弁当になります。
午後に、2つの苗箱に種を播いていきます。
お米を育てるには、直接田んぼの脇の苗代に播く方法と、箱に播いて移動する方法があります。
今回は、手軽に週末農業でも育てやすい苗箱方式で種まきです。
苗箱も、いろいろなタイプがあります。
穴のあいたポット式(左)、従来の箱式(右)です。
土も市販のものをそのまま使うのではなく、ブレンドして自然稲作しやすい土に手を加えます。
みんなで、土をブレンドしたり、
苗箱に、お米の種類が混じらないように名札を付けたりします。
お米は8種類育てていきます。
いろいろな多様性を持った田んぼになります。
箱式のものに土を詰め種を播いていきます。
ポット式には、土詰めに手作りの道具を使ってみんなで土を詰めた後、
播種機で、種を播きますが、
ムラがないか、チェックします。
意外とムラガ出てしまうもので、手で一穴ずつ、しっかり4~5粒になるように補います。
こうして自分たちで種まきした苗を育てるところから学び、田植え、稲刈り、実食までしていくコースです。
次回からは、田植えや除草など学んでいきます。
次回の自然稲作コース予定
5/25(土)畦塗・田植え・畦豆播種
スイカの畝に、陸稲を10粒ずつ点まきしようと思っているのですが、じかまきの場合でも、温湯消毒と浸水した方がよいでしょうか。
浸水するなら、陸稲なので、冷水であることと、浸水期間、変わってくるでしょうか。
前もってのセルトレー育苗してみたのですが、温湯消毒しなかったためか、低温や多湿のことがあったためか、土に白粉病?が出てしまったので、お聞きしたいです。
そうですね。私の体験からいえば、前もって10℃前後の水で浸水させて、芽出ししておいてから、セルトレー(6×6)に10粒ずつ播き、定植した方が無難だと思います。
500g以下の少量であれば、今まで温湯消毒は陸稲でしたことがなくても大丈夫でした。
浸水期間などは、陸稲と水稲(コシヒカリ)など品種などで変わってくるので、毎日水を変えながら観察していきます。
直蒔きの場合は、草と鳥にご注意ください。
また育苗土が市販の場合はいいのですが、オリジナルの場合は、水・温度加減によって、失敗しやすくなります。
一般的な陸稲栽培の場合は以下のリンクも参考になります。
http://www.jeinou.com/benri/rice/2008/08/130918.html