本日、。
週末は、穂高養生園主催の「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」でした。
穂高養生園では、去年から菜園コンサルティングを頼まれ、その一環としてワークショップを開いております。
今年のワークショップは、拙著の発売記念で、自然菜園入門の体験教室を毎月半日開いております。
全く農業を知らない方でも参加できるように、体験しながら学んでいく基本講座になります。
穂高養生園の自然菜園は、営業が4~11月までと短いため、不耕起ではなく、一部耕したものではありますが、
基本的は同じで、通路の真ん中に去年播いた緑肥ミックスが綺麗に出揃っており、踏まないように跨ぎながら歩いて最初は自然菜園の見学を行いました。
途中、ライムギを播いたところでは、みんなで麦踏みを体験してもらいました。
去年春野菜・秋野菜を育てた冬畝は、自然耕(不耕起)なので、去年は余り生えていなかったステージ2~3のオドリコソウが生え始めておりました。
オドリコソウの生え方がまだまばらで、地力が安定してないようでしたので、補いとして堆肥を一つかみ埋めておくクラツキを行い、来月ズッキーニを植える準備をしました。
堆肥はできれば使わないで育つような菜園になれば一番いいのですが、
野菜によって、菜園のステージ(地力)とマッチングしていない場合、最小限の補いとして使います。
使う堆肥は、必ず事前に腐敗チェックを行い堆肥の質を確かめておくことも重要です。
次にジャガイモの切り方の説明でした。
ジャガイモは最も簡単に育つ野菜の一つですが、切り方一つでより美味しく、無農薬しやすくなるコツがあります。
切り口はしっかり乾燥させるのがポイントで、前もって4~7日日中天日で干して準備しておきます。
鍬の使い方、ジャガイモの植え方を体験してもらいます。
次にエンドウの定植です。
野菜は種だけでなく、苗で植えることもあるので、植え方の基本からしっかり学びます。
松本一本葱も植えました。
ネギは無農薬栽培で最も導入しやすい野菜の一つです。
ネギを植える溝を掘っていると、トノサマカエルが、冬眠中でした。
トノサマガエルがいる菜園は、害虫だけでなく、益虫やただの虫など多くの生態系ができていてバランスのとれた調和した菜園のしるしです。
近くに、また埋めておきました。
エンドウを植えるグループや
まだ寒い安曇野でビニールマルチに種を播く方法も体験してもらいました。
ビニールも使わないに越したことがりませんが、食べ物を買わずに自給することを考えたら、大切に使うのもありかと思います。
ちなみに、この黒マルチは、去年から使い回しているものです。
野菜を植えた後、しっかり押さえるのも大切です。
新しい根が菜園に伸びやすくする工夫です。
植えた野菜は、ソラマメ(房州早生)です。
エンドウが登ってこれるように、ワラや紐を張りました。
あっという間の4時間の農業体験。
感想や質問をシェアし合いました。
当日は、とても風が強く、暖かい関東からお越しの方でなくともとても寒い日でしたが、
このあと、温泉やオプションで食事を楽しんで解散しました。
ちなみに、今回のオプションのお食事は、モチキビと春野菜グラタンをメインに養生園の一汁三菜はどれも手が込んでおり、
とても美味しいマクロビのお食事でした。
デザートは、長いもを使った春を感じさせてくれる一品で、器ごと食べることができる素晴らしい甘味でした。
穂高養生園は、もともと宿泊養生施設なので、農業体験ができるのは去年からです。
食事と生活から養生を考えた結果、食事以前の農から触れてもらいたいという想いからです。
自然菜園がまた一つこうして体験できる場ができるのは、とても嬉しいものです。
自然な暮らし、農から体験してみませんか?
◆お知らせ
せた農こと、「せたがや自然農実践倶楽部」からお知らせです。
前回『東京で自然農をはじめよう!』で講師をさせていただいたことをきっかけに、二子玉川にあるせた農の畑にお迎えして『自然農講座パート1:春の種まき編』を行います。
4/29(月・祝)『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート1:春の種まき編』
今月の菜園スクールは、
4/20(土)&21(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
4/27(土)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」
週末は、穂高養生園主催の「持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~」でした。
穂高養生園では、去年から菜園コンサルティングを頼まれ、その一環としてワークショップを開いております。
今年のワークショップは、拙著の発売記念で、自然菜園入門の体験教室を毎月半日開いております。
全く農業を知らない方でも参加できるように、体験しながら学んでいく基本講座になります。
穂高養生園の自然菜園は、営業が4~11月までと短いため、不耕起ではなく、一部耕したものではありますが、
基本的は同じで、通路の真ん中に去年播いた緑肥ミックスが綺麗に出揃っており、踏まないように跨ぎながら歩いて最初は自然菜園の見学を行いました。
途中、ライムギを播いたところでは、みんなで麦踏みを体験してもらいました。
去年春野菜・秋野菜を育てた冬畝は、自然耕(不耕起)なので、去年は余り生えていなかったステージ2~3のオドリコソウが生え始めておりました。
オドリコソウの生え方がまだまばらで、地力が安定してないようでしたので、補いとして堆肥を一つかみ埋めておくクラツキを行い、来月ズッキーニを植える準備をしました。
堆肥はできれば使わないで育つような菜園になれば一番いいのですが、
野菜によって、菜園のステージ(地力)とマッチングしていない場合、最小限の補いとして使います。
使う堆肥は、必ず事前に腐敗チェックを行い堆肥の質を確かめておくことも重要です。
次にジャガイモの切り方の説明でした。
ジャガイモは最も簡単に育つ野菜の一つですが、切り方一つでより美味しく、無農薬しやすくなるコツがあります。
切り口はしっかり乾燥させるのがポイントで、前もって4~7日日中天日で干して準備しておきます。
鍬の使い方、ジャガイモの植え方を体験してもらいます。
次にエンドウの定植です。
野菜は種だけでなく、苗で植えることもあるので、植え方の基本からしっかり学びます。
松本一本葱も植えました。
ネギは無農薬栽培で最も導入しやすい野菜の一つです。
ネギを植える溝を掘っていると、トノサマカエルが、冬眠中でした。
トノサマガエルがいる菜園は、害虫だけでなく、益虫やただの虫など多くの生態系ができていてバランスのとれた調和した菜園のしるしです。
近くに、また埋めておきました。
エンドウを植えるグループや
まだ寒い安曇野でビニールマルチに種を播く方法も体験してもらいました。
ビニールも使わないに越したことがりませんが、食べ物を買わずに自給することを考えたら、大切に使うのもありかと思います。
ちなみに、この黒マルチは、去年から使い回しているものです。
野菜を植えた後、しっかり押さえるのも大切です。
新しい根が菜園に伸びやすくする工夫です。
植えた野菜は、ソラマメ(房州早生)です。
エンドウが登ってこれるように、ワラや紐を張りました。
あっという間の4時間の農業体験。
感想や質問をシェアし合いました。
当日は、とても風が強く、暖かい関東からお越しの方でなくともとても寒い日でしたが、
このあと、温泉やオプションで食事を楽しんで解散しました。
ちなみに、今回のオプションのお食事は、モチキビと春野菜グラタンをメインに養生園の一汁三菜はどれも手が込んでおり、
とても美味しいマクロビのお食事でした。
デザートは、長いもを使った春を感じさせてくれる一品で、器ごと食べることができる素晴らしい甘味でした。
穂高養生園は、もともと宿泊養生施設なので、農業体験ができるのは去年からです。
食事と生活から養生を考えた結果、食事以前の農から触れてもらいたいという想いからです。
自然菜園がまた一つこうして体験できる場ができるのは、とても嬉しいものです。
自然な暮らし、農から体験してみませんか?
◆お知らせ
せた農こと、「せたがや自然農実践倶楽部」からお知らせです。
前回『東京で自然農をはじめよう!』で講師をさせていただいたことをきっかけに、二子玉川にあるせた農の畑にお迎えして『自然農講座パート1:春の種まき編』を行います。
4/29(月・祝)『東京で自然農をはじめよう!自然農講座パート1:春の種まき編』
今月の菜園スクールは、
4/20(土)&21(日)シャロムヒュッテで「あずみの自然農塾」
4/27(土)「Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース」
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