無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

白菜の育苗

2008-09-03 13:47:20 | 自然菜園の技術 応用
本日です。

昨日の撮った写真ですが、白菜が順調に育ってくれています。ありがたいことです。

秋野菜の王様の白菜は、直蒔きが一番いいのですが、この時期まだ暑く、コオロギなどにすっかり食べられてしまうこともしばしば。

そこでうちでは、白菜は、直蒔き+ポット育苗をしています。どちらもほぼ同時に蒔いても生育に差が出ます。その微妙な差が、結球(白菜が巻く)を安定させてくれます。

毎年少しずつやり方を試行錯誤しているのですが、今のところ以下のような育苗で安定してきています。

白菜の育苗ポイント
1)2種類以上の品種を適時に蒔く。3寸ポットに4~5粒。(品種は昔からある75日以内のものがおすすめ。)
2)コオロギやナメクジが入らないように、網状のトンネル(タフベルなど)で覆ってあげる。
3)3日後ぐらいに発芽してきたら、クン炭を葉っぱの上から軽く降る。
4)本葉3枚目が出てきたら、ポットに2株残し、あとは間引く。
5)簡単ストチュウ(酢・焼酎・木酢液各10ccを10Lの水でのばす)を5日おきに散布。
6)本葉5枚目が出た時点で、ジャガイモ跡地に定植。(曇りの日がベスト)
7)本葉6枚目がでたら一本にする。回りの草をちょっと離れたところに敷き、草マルチ。草マルチの上にほんのちょっと米ヌカをパラパラ。
8)雨が降らない日が10日以上ある場合は、簡単ストチュウを散布。

そんな感じで育苗・定植をしています。
うちではキムチ用の『キムさん75』日本の誇る『松島純2号白菜』がお気に入りです。それ以外にも『愛姫』などのミニ白菜も育てやすくていいです。
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2 コメント

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Unknown (か~る)
2008-09-04 06:32:37
キムさん、愛姫、初耳でした。
来年試してみたいです。

知らない品種がまだまだあるなあ。
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か~るありがとう (竹内孝功)
2008-09-04 08:12:21
最近出ている品種もいいけど、古い品種ってかなり自然栽培向きが多い。

たぶん、
1)今まで生き残ってきた品種の優良さと
2)農薬・肥料が今ほどなかった時代物のものは育てやすい。
3)そして美味しいから

だと思う。品種マニアより
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