無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

祝!!『自然菜園で育てる健康野菜』Amazon、楽天同時1位  鹿の獣害対策その1 

2021-01-29 08:37:29 | 日々の自然菜園

お知らせいただき、知ったのですが、昨日楽天ブックスでも ガーデニング・フラワー部門、 野菜作り部門同時1位だったようで、
予約販売でAmazon、楽天同時1位は初の快挙です。 
お手元に届きましたら、是非感想をコメントもいただけると嬉しいです。


【明日明後日のオンライン自然菜園セミナーのお知らせ】
1/30(土)16:00~『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第7回
1/31(日)10:00~『自然菜園 根本講座』野菜たちによる土づくりシリーズ②

2/7(日)9:30~『庭からはじめる自然菜園入門』

お庭で自然菜園をはじめるための、失敗しないための特別講座。







御心配おかけしました。鹿の被害ですが、翌日の雨の後、やっと癒合剤のカルスメイトが購入できたので、
早速昨日鹿に樹皮を食害されたリンゴの木にお手当(樹皮の補修の第1弾)を行いました。

早めの樹皮の補修が大切です。雑菌が入り病気になったり、乾燥したりすると癒合が遅くなり、枯れ込み枯れてしまうからです。
幸い、食害されたところは、すでにオレンジ色(植物ホルモンの活性化)で、自然癒合がはじまっていたので、それを促すための樹皮の補修です。

今回の処置は、人に例えば、傷口がカサブタになるように、植物ホルモンが癒合を促進し、傷口が乾いたり雑菌が入らないように軟膏や絆創膏をはるようなものです。


ちなみに、癒合剤の主成分は木工用ボンと同じ酢酸ビニル樹脂です。
今回は、農薬(殺菌剤)を含むトップジンMを避け、カルスメイトにしました。
傷口が小さければ、木工ボンドでもよいのですが、今回は、幼木で、面積が広かったので、より確実に癒着をさせたかったので、癒合剤のカルスメイトを使用しました。

コーキングなど家で修繕する際に購入したヘラがあると塗る時に便利です。










これで、最低限の傷口の腐敗、乾燥、病気を防ぐことができたので、第1弾の処置ができて安心です。






特にひどかった2本目も塗り終えたら、カルスメイトの色とリンゴの樹皮が似ているので、視覚的にかなり安心できる仕上がりです(笑)




他にも大丈夫か?と心配な樹は合計4本ありました。






周囲には、大小の様々な大きさの足跡、フンが生々しく残っており、大群だったのが改めてよくわかります。




近くに合った去年のオクラは特にお気に入りだったようで、リンゴの比ではない食害でした。


ダイコンの蒔き直しに使った黒マルチ(結局ダイコンは育たず、穴の再利用でタマネギを植えました)も鹿の通り道になりボコボコです。






小枝(新芽)が鹿に食べられたところは、カルスメイトではなく、切断したり剪定しました。


剪定直後


剪定後3時間経過したもの

道法styleの道法さんに教わったように剪定すると、その節断面は、植物ホルモンが活性化しオレンジ色に変色。
食害でなく、剪定による傷は、自然と直る小面積なので、カルスメイトは塗らずに自然治癒(癒合)に任せます。


カルスメイトを塗って3時間の半乾きの状態。木工ボンドよりも早く乾いてくれます。
完全に乾いてから、薄い部分は重ね塗りしたり、今後、第二処置する予定です。

とりあえず、緊急処置ができ、侵入経路も補強したので、一安心です。
天気が良いときに、デスクワーク(執筆、ホームページの更新チェックなど)の合間に次の夜襲に備えたいと思っております。

今年の自然菜園スクールは、すべてのコースの座学は、zoom受講でき、サポートもオンライン対応できるようにし、1泊2日の自給自足コースなどは休講させていただき、
その代わり、そのコースで取り扱っていた自然果樹などは「自然果樹入門コース」のように独立しました。

「自然果樹入門コース」では、家庭菜園や庭で始める果樹入門として、道法styleで学んだ植物ホルモンの活性化できる剪定や仕立て方を学ぶことができまます。
また、無農薬果樹に特化し、スーパーストチュウ水の活用、雨よけ、緑肥作物、生物多様性による害虫・病気防除法を一緒に学んでいければと思っております。
素人でもできる果樹の栽培法を一緒に研究・共有できたらなーと思っております。

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