本日、時々。
久々の雨です。雨が多すぎる地域と、逆に降らない地域に二極化し、野菜だけでなく人の生活にも大きな影響が出ています。
昔のような天気に戻すには、地球規模で環境を守っておく必要があると思い、せめて自分の菜園だけでも緑化していきたいと思う次第です。
先週末は、シャロムヒュッテにて、あずみの自然農塾が開催されました。
今回は、猛暑の関係で、いきなり外でのワークは厳しいと思い、
室内で、自然農講義から始まりました。
お盆期間は、夏と秋の境目で、季節の変わる節目ともいえます。
自然に育てるコツは、この変わり目に野菜も菜園も上手に季節に乗ることです。
今回扱ったテーマは、
夏野菜の復活のコツ、秋野菜の種まき、植え付けのコツでしたが、
なによりも生き物のバイオリズムと季節の移ろいをイメージしながら野菜のお世話できるかが大切だと伝えたつもりです。
ちょっとした室内講義の後は、
外での野良仕事、ちょうど春野菜たちが花を終わらせ、実(タネ)をつける季節。
写真は、ニンジンの自家採種の様子です。
ダイコンの自家採種の様子です。
足で踏んで、サヤの中から種子を出し、
フルイや箕でサヤとタネをより分け、種子を採り出します。
最終的には、人の目でゴミや虫、傷んだ種子などをはねます。
バケツを持って何をやっているかというと、
レタスのタネ採りです。
レタスは、何回かに分けて花を咲かせるので、最初の内は熟したタネが落ちる前に、
バケツの中で綿毛をたたき落とし、種子を採っていきます。
自然農では、自家採種は当たり前のことです。
生命の営みが繰り返されること、つまりタネを採り、またそのタネを菜園に降ろし、またタネを採る。
野菜の収穫のみで終わらないのも自然なことです。
最初の内は、ただ採る自家採種から始め、
慣れてきたら、その菜園に合った野菜を育てるつもりで、選抜し野菜を育成する自家採種に移行していけると最高です。
ただ採っただけの種子と、選抜育成を繰り返した野菜では数年経つとずいぶん結果が違ってきます。
野菜も人も同時に成長したいものです。
8月の自然菜園教室/strong>
8/25(日)Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース
訂正8/28(水)NHKカルチャー 自然菜園入門
久々の雨です。雨が多すぎる地域と、逆に降らない地域に二極化し、野菜だけでなく人の生活にも大きな影響が出ています。
昔のような天気に戻すには、地球規模で環境を守っておく必要があると思い、せめて自分の菜園だけでも緑化していきたいと思う次第です。
先週末は、シャロムヒュッテにて、あずみの自然農塾が開催されました。
今回は、猛暑の関係で、いきなり外でのワークは厳しいと思い、
室内で、自然農講義から始まりました。
お盆期間は、夏と秋の境目で、季節の変わる節目ともいえます。
自然に育てるコツは、この変わり目に野菜も菜園も上手に季節に乗ることです。
今回扱ったテーマは、
夏野菜の復活のコツ、秋野菜の種まき、植え付けのコツでしたが、
なによりも生き物のバイオリズムと季節の移ろいをイメージしながら野菜のお世話できるかが大切だと伝えたつもりです。
ちょっとした室内講義の後は、
外での野良仕事、ちょうど春野菜たちが花を終わらせ、実(タネ)をつける季節。
写真は、ニンジンの自家採種の様子です。
ダイコンの自家採種の様子です。
足で踏んで、サヤの中から種子を出し、
フルイや箕でサヤとタネをより分け、種子を採り出します。
最終的には、人の目でゴミや虫、傷んだ種子などをはねます。
バケツを持って何をやっているかというと、
レタスのタネ採りです。
レタスは、何回かに分けて花を咲かせるので、最初の内は熟したタネが落ちる前に、
バケツの中で綿毛をたたき落とし、種子を採っていきます。
自然農では、自家採種は当たり前のことです。
生命の営みが繰り返されること、つまりタネを採り、またそのタネを菜園に降ろし、またタネを採る。
野菜の収穫のみで終わらないのも自然なことです。
最初の内は、ただ採る自家採種から始め、
慣れてきたら、その菜園に合った野菜を育てるつもりで、選抜し野菜を育成する自家採種に移行していけると最高です。
ただ採っただけの種子と、選抜育成を繰り返した野菜では数年経つとずいぶん結果が違ってきます。
野菜も人も同時に成長したいものです。
8月の自然菜園教室/strong>
8/25(日)Azumino自給農スクール 自然菜園実践コース
訂正8/28(水)NHKカルチャー 自然菜園入門
うちもやっと、人参の種がとれました。(昨年の秋植えのです。。。W)
自然で言えば、この種が落ちたかのように播けばよいのだと思いますが、人参の種には休眠があるという情報を見たことがあります。
レタスやゴボウも種ができていますが、いまとった種は、いま蒔いてよいのでしょうか?
お時間あるときにても、アドバイスいただけるとありがたいです。
ニンジンだけでなく、多くの種子が、長いか短いか違いがあれど休眠があるそうです。
通常、日本ではニンジンの種子が8月に採れるため、翌年7月に播くので、知らず知らずのうちに休眠が覚めているのでしょう。
自然のタネは、すべてすぐに発芽すると越冬できなかったり、一度に出てしまうと自然淘汰されてしまったりするので、発芽抑制物質などが働き、休眠するそうです。
つまり、ニンジンでいえばニンジンのタネの毛に含まれる発芽抑制物質が、すぐに発芽しないように安全弁として働いているためか、市販のニンジンの種子は毛を取って売られております。
もし年内に播く場合は、タネを手でもんで毛を取ってから蒔くと発芽しやすいと思います。
だいたいのこぼれる野菜や、短命種子と呼ばれる野菜、ニンジン、レタス、タマネギは採ってすぐに発芽しやすいものです。
個人的に驚いているのは、無肥料栽培など過酷な条件で自家採種されて、湿度・温度変化のない場所で保存されると、1~2年短命種子と呼ばれるニンジンも5年も10年も発芽率が80%程度維持することです。
発芽すればいいというのは人の観方で、自然界では休眠が野菜(植物)にとって必要だと教えてくれます。
なるほど。
自然は、うまくできていますね。
反対に、人間都合ではいかないということですよね。
今年は、今年とれた種と市販の種をまいてみます。
残りは、来年、再来年と、試してみますね。
そうですね。
ニンジンのタネは、短命なのでうちでは乾燥材を入れて、冷蔵庫で保存するビップ待遇です。
ちなみに、にんじんくん以外には、どんなVIPメンバーがいますか?
床下収納ですか、湿度の変化のない古風な床下でしたら最高ですが、日本の現代住環境的な床下でしたら、カビなどが生える場所であれば最悪です。
湿度の変化のない、一定の低湿度が最高です。
ニンジン以外には、特にネギ類、夏に採れたての秋まきの野菜など、スペースとの兼ね合いです。
そうですね、湿気でかびるですね。
冷蔵庫、整理してみようと思います。
そうでしたか。湿気は種子の保存に一番の大敵なので、他を当った方が良さそうですね。