無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田んぼの準備

2009-06-04 23:10:04 | 日々の自然菜園
本日のち

おかげさまで午前中で、夏野菜の定植がほぼ終わりました。
今年は48種類のトマト、8種類のナス、10種類のピーマン類と様々な品種がパレードのように植えられました。
日本の風土に合った、自給菜園に向いた品種を選抜して育てていきたいです。

東京から帰ってきたら、友人のトラクターが修理を終えて直っていたので、
すぐさま借りて田んぼの準備に入りました。

写真の左は、耕して植える区画。右は耕さない区画です。
最初から耕さないのもいいですが、田舎なので地域とのコミュニケーションが大切なので徐々に耕さない田んぼを増やしていく予定です。

去年までは、家族の食べる分の5畝(150坪)でしたが、今年から+約2反(600坪)もみんなでお米を育てられたらと思っています。


去年、里芋とショウガを育てた畦では、空豆がきれいに花を咲かせています。
(トップ写真:空豆)


耕した後、いよいよ入水です。

Azumino自給農スクールでみんなで田植えを考えている新しい田んぼ。

微妙にずれました。
里山の雰囲気が残る田んぼです。
近くでは昔の水源地(湧水)や道祖神、神社後など田植えの後のお茶の時間も楽しめる場所です。

●田植えの予定は6月14日(日)14:00~18:00(お茶つき)
田植えを参加したい人は、前もって参加を希望してくださいね。


●お知らせ
NHKカルチャーセンター(松本iCity教室)
無農薬栽培のコツを学ぶ短期講座↓
●『無農薬家庭菜園の法則』7/8~9/9 (水曜 13:30~15:30)
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

自宅で育てる無農薬稲作り講座↓
●『ベランダで始めるミニ田園ビオトープ』6/13(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_501541.html
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東京出張記(やさい村と吉田農園)

2009-06-03 21:53:00 | 日々の自然菜園
本日

久々の信州安曇野の空気はうまい。
東京出張前に終わらなかった夏野菜の定植。まだ終わらない、、、

さて、東京にワークショップに行った帰りに、8年ぶりに東京三鷹にある自然食品店「やさい村」に寄った。

やさい村の村長の大友映男さんとは旧知で、大変お世話になった方です。
彼のおかげで自然農法家の故福岡正信師に会えました。

左:大友さん。右若き吉田農園2代目吉田さん。

お店は、JR中央線の三鷹駅から徒歩8分。


やさい村は、もうじき30年の自然食店でいろいろなものが揃います。
無農薬栽培野菜もちろん、マクロビオティック、自然化粧品、生活雑貨、自然酒、
、イベント情報など自然に暮らしたい方にはお薦めのお店です。
(0422-47-6639 やさい村)


今回は突然の訪問にも関わらず、温かく迎えてくれ、
近くの給食センターへ一緒に有機野菜を配達したり、
三鷹で無農薬栽培で知られる吉田農園に野菜をもらいに行ったりご一緒させていただきました。
写真↓は、最できた近吉田農園の直売所(本店)の様子です。


吉田農園は、若き2代目の他、おばあちゃんやお母さんが無農薬で野菜を育てています。
26年無農薬で育てている土は、とてもバランスがよく、キュウリが取れ始め、
青いトマトが見事になっていました。


お昼は、大友さんが太極拳の講師を務めるワークショップの会場にもなる
三鷹にある「心泉茶苑」(中国茶が楽しめる茶芸館)でいただきました。


僕が東京を去るころ(8年前)のまま、酵素玄米に、車麩のカツレツにお新香。
懐かしく、身体も喜ぶご飯でした。美味しかったです。


8年前某自然食品店店長を辞め、千葉に無肥料栽培を修業しに行き、
就農や新生活に挫折したからこそ、今があります。

失敗をバネに、おしゃべり自給菜園研究家として、開業して4年目。
より多くの方に無農薬栽培のルールと自給菜園の喜びを伝えていきたいと思います。


【イベント案内】
大友さんがナビゲートする『森の力』(講演:正木高志)
6・21(日)会場:東京三鷹沙羅舎
http://www.yasaimura.jp/cgi/txttohtm.cgi?def=information/webdiary.cfg&text=yg2009.06.03(3&text2=index.txt&temp=maintemp.html&startofs=0

●お知らせ
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無農薬栽培のコツを学ぶ短期講座↓
●『無農薬家庭菜園の法則』7/8~9/9 (水曜 13:30~15:30)
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

自宅で育てる無農薬稲作り講座↓
●『ベランダで始めるミニ田園ビオトープ』6/13(土)13:30~16:00
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東京ワークショップ第2弾!!(無農薬コンパニオンプランツプランター)

2009-06-02 19:48:47 | 出張菜園教室
東京ワークショップ第2弾!!
「農薬コンパニオンプランツプランター」講座が無事5/31(日)と6/1(月)東京狛江市で行えました。

今回も手紙社の北島さんの畑で、午前中は自然農のワークショップ。
午後2~4時半までは無農薬栽培でそだてるプランター栽培講座を開きました。


二日間でプランター講座に19名も参加があり、東京でのプランター栽培の需要を感じました。

通常プランター栽培で無農薬栽培は難しいものです。
しかも、化学肥料を使うものが多く、そのわけは土の量が制限されてしまうからです。

通常、野菜の根がのびのび育つ畑と違い、プランターでは思うように根が張れません。
有機肥料もさらに扱いが難しく、毎年土を半分更新したり、肥料設計をしなけれんばならないものです。

そこで、今回はコンパニオンプランツとミミズの力を借りて、
よりプランターでも自然に野菜が育ちやすい環境を整え、持続可能なプランター講座を行いました。


土の健康=根の健康=野菜の健康が無農薬の成功の秘訣です。

「プランターに野菜を植えればうまくいく」。しかも「続けてプランターを使え、野菜も育つ」そんなプタンター講座をやりました。

まず、土は非常に定評の高い光郷城「畑懐(はふう)」の土。
これは非常に高価ですが、美味しく育てやすいので今回使わせていただきました。
ホームセンターの土の場合、「野菜の土」が使いやすく、
野菜・花兼用はアブラムシが出やすいので避けます。

そして、今回は難しいとされる有機肥料の一番簡単な使い方と、
水のあげ方をお伝えしました。


植えたものは、トマトと相性の良いバジルとラッカセイです。
これらをバランスよく植えると、水やりや肥料管理がすこぶる簡単になります。


今回参加者で一番若かった彼女は(赤ちゃんは)、
すべてを知っているかのように、移植ごてを持ってきてくれたり、
水の上げ方をチェックしてくれるかのようにいつも一緒でした。


終わった後は、今回はお菓子で手伝ってくれたゆうこさんの特製ビスコッティーが参加者に振る舞われました。
材料は、自然農で育った南部小麦、うちの有精卵に、秋に作った干し柿などなるべく自給できたものを使用しました。



●お知らせ
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無農薬栽培のコツを学ぶ短期講座↓
●『無農薬家庭菜園の法則』7/8~9/9 (水曜 13:30~15:30)
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

自宅で育てる無農薬稲作り講座↓
●『ベランダで始めるミニ田園ビオトープ』6/13(土)13:30~16:00
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_501541.html



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東京で手紙社さんと自然農ワークショップ(5/31&6/1)

2009-06-01 23:43:43 | 出張菜園教室
ただいま。竹内です。ご無沙汰しております。
2泊3日の東京からの出張から帰りました。

今回は、前回東京狛江市で2日間にわたり午前中(10:30~13:00)に
某場所で自然農のワークショップを行いました。

前回は、手紙社さんのイベント「東京で種を蒔こう」の一環で、
レタスの定植、二十日大根、水菜などを蒔きました。

今回行ってみると、前回のレタスは草と共に仲良く育っていて、
二十日大根、水菜は菜の花を咲かせていました。


今回は2日間で午前中の自然農には12名参加があり、
まずはどこからきたかを円になって自己紹介しました。


そのあと、自然観察として自然農の畑をみんなで見学しました。
草の中でも立派に育っているレタスや、花盛りのルッコラ・春菊。


それに去年ミニトマトを蒔いた場所からは、こぼれた種が草の中からしっかり育っていました。
耕さない・虫と草を敵としない自然農ならではの光景でした。


その後、のこぎり鎌片手に軍手をして
トマト・ナス・ピーマン・トウモロコシ・カボチャ・ズッキーニを植え、枝豆の種を蒔きました。


今回は、野菜どうし相性の良い組み合わせで植えました。
トマトとバジル。お互いの成長を良くしおいしく育ちます。
ナス・ピーマンとエダマメ。エダマメの根に寄生している根粒菌は、空気中から窒素を固定し土を豊かにしてくれます。
小さな農園では大助かりのトウコロコシの株下に相性の良いカボチャを植えました。


参加された方の中で市民農園が当たった方は、バジルはバジルだけで植え。
トマトは別の場所に植えたそうです。

自然界では、単独の草だけが生える場合もありますが、多くは多様な植生の中持ちつ持たれつの関係で共存しています。

野菜も相性の良いものどうしを良い関係で育てると場所も小さくて済みますし、
育ちも味もよくなるのでとても重宝しています。

今回は、親子で参加される方もいて、一緒になって自然農で土いじりを楽しみました。


参加者には、自然農の畑で採れたヨモギを使ったおやきや野ふきと大根のおやきが、
カフェ小昼さんから提供されました。


今回も参加してくれた方や、
小昼さん、手紙社の北島さん、ようこさん、スタッフのしぶちゃん、村田さん、かなちゃんはじめ多くの方に支えられて開催できました。
本当にありがとうございます。




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