無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

あるもので燻製を作る(保存食編)

2010-12-03 10:28:04 | 日々の自然菜園
本日、もしかしたら雪に変わるかも!?

久々に大雨が降り朝遅くまで寝ることができました。
信州安曇野の気温は、昨日最低気温-1℃。最高気温15℃です。
朝起きるとまっしろに霜が降り、昼間は春のような温かさです。


先日、燻製のプロから燻製を作り方を教わりました。
燻製器、スモーカーは家にあったものを工夫して作りました。

スーパーでもらってきた段ボール、魚焼の網、大家さんの七輪、薪ストーブでできる炭、
そしてにわとりの卵、去年作った沢庵です。


チップは、公園で拾ってきた山桜の枝を剪定バサミで細かくしたものです。

剪定バサミを使えば、小枝が簡単にチップに生まれ変わります。


火は、はじめ左側の空き缶(ビールキットのモルト缶)でやりましたが途中火が消えてしまうので、

右の大家さんから借りている七輪を使いました。


こんな感じです。
炭の上にアルミホイルを敷き、その上にチップを置くと効果的です。


はじめのころは、この写真のように段ボールを重ね上をガムテームで止めていました。

ところが、、、


プロの教わると以下のことがとても大切だとわかりました。

正解は、上の蓋を開けておくことでした。

燻製に大切なことは、
1)温度30度付近は避けること(雑菌が増える温度)
2)煙を通してあけること(煙が食材を通り、こもらないようにすること)

意外な感じがしますが、実際にやってみて煙が停滞すると煙くさい燻製に仕上がります。
そして、煙が通るようにするとほんのりと風味が生きた燻製になります。


できあがった「いぶりがっこ」や「くんたま」は思った以上に美味しく我が家で自給できるものがまた一つ増えました。

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今年最後の脱穀はじまる(ハッピーヒル&大豆)

2010-12-02 01:29:31 | 自然菜園スクール
本日、

今日は大変温かい日でした。
今年の最後の脱穀がはじまりました。


まずは、大豆の脱穀です。


今年の大豆は、実の付きがとても悪ったです。

それは、今年は大豆の花が咲いた頃8月に全く雨が降らない大干ばつでした。
30℃を超えた異常気象は大豆には厳しかったようです。


大豆を足踏み脱穀機で脱穀しました。
大豆を脱穀するコツは、よく乾燥させサヤ中の大豆のみ脱穀の歯に当たるように脱穀するとことです。

今年の大豆はなかなかサヤの中の大豆が出てくれなくて手を焼きそうです。
今日は、友人の自動脱穀機をお借りして脱穀の続きを行う予定です。


今年、試験的に育てている珍しいお米の品種にハッピーヒルという品種があります。

『わら一本の革命』で有名な福岡正信さんが作った多収穫のお米です。


写真でわかるように、普通のお米と実の付き方が異なります。
とても遅い収穫になったのは、うちの地域では最晩生でした。

収穫は、11月の半ばで、コシヒカリに比べ1カ月以上も遅い収穫です。


足踏み脱穀機で、丁寧に脱穀していきます。


さすが、多収穫品種です。
思った以上に収穫できました。

問題は味です。
これからの試食会が楽しみです。

12月のAzumino自給農スクールでは、今年採れた色々な品種の食べ比べをしようと思います。
コメント (2)
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