無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

野菜の地下保存

2010-12-20 22:08:37 | 日々の自然菜園
本日、

今日は友人の餅つきに参加してきました。
いよいよ年末といった感じになってきました。



安曇野では、野菜が本格的に収穫できるのが5月に入ってからです。
そこで野菜を土の中で保存します。

まずは、土を50cm以上深く掘ります。
ワラとモミガラを敷きつめ、保温効果を固めます。


保存する野菜は主に、根菜類です。
人参・大根・里芋・カブです。
人参・大根は、逆さまに埋めておくのも保存のコツです。


野菜の保存の大敵は、厳しい寒さだけでなく急な温度変化、そして湿度変化です。
そこで、穴を掘り温度湿度の変化の少ない地中に埋めます。

ネズミ対策に、くん炭も入れて土を被せます。


寒暖の差が大きいので、さらにモミガラで断熱効果を高めます。


さらに、ネズミの侵入を防ぐために、くん炭入りの土を被せ、
瓦などで物理的にもネズミの進入口を防ぎます。


土の上に、ワラを重ね、土の湿度、温度を一定にします。


最後に土をかけ、土が乾燥しないように麻袋と、雨などが入らないように肥料袋を被せておきます。

野菜は生き物なので、保存は春までです。
春になると、どうしても花を咲かす準備のため野菜が内から変化してしまいます。

だんだん春の訪れが早くなっているので3月には掘り出して食べ始めようと思います。
毎年こうして野菜を長く楽しめるのは幸せなことです。

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