2024年11月13日(水)
可部地区(広島市安佐北区)は、広島デルタを形成する太田川の谷口に位置し、石見・出雲と広島城下と結ぶ宿場として栄えた。
可部は安佐北区の中心部。広島市中心部までは20km程度あるが、昔は中国道広島ICと山陽道広島ICがつながってなく、山陰方面から可部に着くとようやく広島に着いたという感じがした。
妻と別行動で一人で訪れたため広島市街の往復移動・ランチを含め3時間のお歩きさん。
JR可部駅。整備された駅前には大きな釜がある。可部には1831年創業の鋳物工場があり、戦後のピーク時は全国でも高いシェアを占めていたことから鋳物の街でもあった。
JR可部線の電車。電化されている。
JR可部駅より広島市内方面に南に向かい昔からの旧街道を歩いた。少しばかり古い建物等があったが時間がなく、旧街道沿いの街並みはほんの一部歩いただけ。通るのも歩くのも初めてだった。この街道を歩くなら可部駅の北の方(山陰方面)がもっと古い建物が多いようだ。
この道は可部の中心部を通り結構混雑した国道54号線だったと思うが、バイパスができて県北や山陰方面に一般道で行く時は、可部の街中を通らずに行けるようになっていた。
太田川。長閑であるが、土手の横はバイバスで車がビュンビュン。
太田川土手から北の方を撮影。
バイパス。山を削って住宅がビッシリ。広島市街地であるデルタの外側は、このような景観がやたら多い。数年前の広島豪雨災害も山を削った新しい住宅地だった。