- 現在、私は介護ヘルパーとしてデイサービスで働いています。
- (まだヘルパーの仕事を始めてから日が浅いのですが・・・)
会話が通じない認知症の方もいらっしゃいます。- その人の人格を尊重して、どのように話をしていいのか勉強中です。
- 人其々生きてきた背景が違うのでどのように対応していったらよいのか・・・・・
誰も認知症になりたくてなったわけではありません。 - 意に反して認知症になってしまったのです。
介護関係の本に書いてあったのですが認知症にならない人は、 - 次のことを経験し実践してきています。
- 2012-09-14 23:19:02
人生の挑戦にも失望にも立ち向かうこと
・希望をもって毎日の問題に取り組むこと
・自分自身や他人の間違いや失敗を許すこと
・目標を達成できない時は妥協すること
・失敗やミスをおかしたり、夢がかなえられなくても自尊心をもち続けること
・社会的そして身体的に衰えても生き続けること
・身体の衰え、愛する者の死、そして避けることのできない自分の死をも受け入れること
・生きることへの情熱をもち続けること
・過去をくよくよ思いわずらわず、思い出として楽しむこと
・新しい人間関係をつくること
・愛する人たちと仲よく暮らし、死に備えること
私も、これらの事を実践し、死を迎える最後まで言葉を介しての
コミュニケーション能力を保ち、
時間や場所の認識ができ、正しい判断ができるようにしたいと
思っています。 以上
上に掲げられたそれぞれの項目は私たち誰でもが老後を迎えたとき、
心に意識して、意思の力で、留置(とめ)おきたい、事柄ばかりです。
特に印象的だったのが、上から3つ目あたりから書かれている、
自分自身や他人の失敗を許すこと、ある程度の妥協も必要なこと、
そして、失敗しても自尊心を持ち続ける
ということでしょうか・・・
人は真面目な性格であればあるほど、完璧主義を目指しますね。
自分に厳しく他人にやさしくというは 一般的テーゼですが
どなたでも、老人の季節が深まれば
肉体が少しずつ崩壊にむかっていることを意識しはじめてます。
弱気になったり、自分が他人に負担をかけているのか気になったり、
”なぜ、これができなくなったのだろう”と
自分を無意識に責めたり、もっと頑張らなければと
無理したりしがちになるようです。
そういう時こそ、自分に、ゆとりを持って
”みる目を養う”、”客観的な眼”を 自分の心に持つ、
それがとても大事だと思います。
また、自尊心というのは、読んで字のとおり、自らを尊ぶ
と書きます。
自分の理想として描いている ご自分こそが、真の自分、
中核に存在している自分の本質であることを自覚して、
自らを尊ぶことを忘れずに・・・・
これが、自他ともへのほんとうの意味での人間の尊厳を認めるということだと思うのです。
体が不自由になっても、生きる意欲と満ち足りた静かな眼をもって、
微笑んでいる ご老人たちはとても魅力的です。
若い人たちも、思わず、その重厚な美しさに感銘を受けるでしょう。
孫たちも、そんなおじいちゃん おばあちゃん がそこにいてくれる、
それだけで、幸せな気持ちを味わうでしょう。