自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

気管支 と 腸管 

2012年09月04日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

宇宙のリズムと体の不思議(2)のお話しの続き・・

アートマエネルギーが体に満ちている! の お話し  

                                                     9月4日 (火曜日) 2012

 

 

アートマのエネルギーは体を完全に保つように、様々なドラマを

体の中で造っている

私たちは気が付かないうちに、

体の中のそれぞれの機能は完全にその任務を果たすべく、頑張って

いるのだ。 たとえば・・・・

(P.36) 気管は吸入した空気を温め、湿りを与え、吸った空気に

含まれる塵埃を除くほか、異物が誤って気管に入ったときには 

くしゃみや咳 などの防衛反応起こって、これを排出する自然の働きを持つ。 

気管支の内側は、粘液の分泌で過度に湿っているので、空気中の埃や

ばい菌などは 長い軌道を通る間にこの粘液に付着する。


さらに、気管の内側は 繊毛上皮といって細かい毛のはえた上皮細胞で

覆われていて、細かい毛は常に口の方に向かってなびいている。 

つまり分泌物(たん)はこの繊毛運動によって上方へ送られ排泄される。

(以上引用)

 

次は腸管に見られる、自然治癒力の話だ。

(P.54)  腸管には エクスキネル針反射 という巧妙な働きがあります。

これはのような先の鋭いものが腸内に入ったときに起こる反射であって、

とがったものが腸内に入ると腸の襞(ひだ)が針の先をとらえて、

運動によって、尖っていない方が前方になるように方向を転換させる

働きである。 

腸壁を傷つけないような自然の防備作用である。

さらに、ができたときにはこの部分の筋肉が収縮して傷口を保護する。

こうした作用は傷が治るまで続く。(以上)

 

セラピーの現場で、”出すことはいいこと” というのが通念になっている。

オナラでも、げっぷでも、アクビでも、涙でも、時には熱でさえ、

とにかく出してもらう。

止めることは、体の浄化作用(自主的防衛作用)を抑えることに

なるからだ。

くしゃみをすると、”風邪でもひいたかしら?” という、通念で一瞬、

恐れの気持ちが横切る。その時、

”これは 体の自浄作用が働いて、その反応だ”とわかれば、恐怖心も

おさまる。

 

ここでも、内田医師が 説明しているように、くしゃみも 体の防衛反応

のひとつであり、痰や咳も、同様であることが理解されると思う。

今まで 何回かにわけて、内科医内田医師の現場の報告とともに、

体の不思議な能力についてお話しさせていただいた。 

 

 

 

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