9月3日(月曜日)2012
さらに、内田氏(前出)は人間が大自然の一部であり、当然、
宇宙を構成する生命の一つであることを以下のような文章
で表している。
( P.23) 体の生理作用は、どこまでも天体の運行と
平行しているものだということがわかります。
(P.25) 今、太陽系一つをみてもわかりますように、
太陽を中心にして多くの惑星は一分一秒の狂いもなく規則
正しく運行し、地球も正しい自然界のリズムによって
営まれている生命体でありますから、
当然地球上に生存する人間を含め、一切の動植物も、
やはり自然界の一員として自然の営みによって生かされています。
天体がたがいに、衝突することなく、運行するにはそれぞれに
正しい軌道や速度が、目に見えない法則となって守られ
ているからでありましょう。
…略…この自然界のリズムとは人体でいえば、生理作用のことです。
(以上引用)
大阪大学の名誉教授であられる市原硬博士は、“新医化学提網”の
緒論(ちょろん)に
“生理とは天然のことである。
生体反応のもっとも巧妙な点は、心身が一如であり、無数の反応が
調節されている点に存する”と述べている。
それに関して、以下内田医師の言葉から引用する:
(P.28) 白血球はひとたび外から侵入した細菌に対して、がぜん、
角を出して細菌に向かって進み(これを白血球の遊走性という)、
パクッと取り込んで白血球内の顆粒でつぶしてしまいます。
(これを白血球のどん食作用という)。
私は以前に、生体顕微鏡の学術映画を見ましたが、丸い白血球の
一つが、1個の細菌を見つけるや あたかも目に見えるかのように、
角を出して突進していくありさまは、まるで“生き物”のようでした。
しかも、古くなった組織や死滅した血球、原虫などのごとき
“粗大ごみ”は、大型の単核白血球が掃除を行い、細菌のような
小さなものは、小型の白血球がそれにあたります。(以上引用)
人間の身体の中にある秩序と、それを保っている生命エネルギー、
これを私たち(当協会)は、アートマ体エネルギーと定義
しているのです
続く・・・・・
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