二泊目は 有名な道後温泉本館近くのホテルに宿泊。
老舗だが建て替えてイギリス風(?)しつらえにしているホテル。
建物や部屋はまあまあだったが、フロントやパーキングの係の人の対応がとても良かった。
この日の夕食はフレンチフルコース。
空港近くのレストラン(考えてみれば前の日ですね、連日フレンチだったのか)で食べたのよりずっとおいしかったし、ワインの種類もたくさんあった。
夕食の一部
朝食(バイキングよりこういった旅館の朝食っぽいお膳が嬉しい)
良かったのはこのホテルの温泉だった。
お湯はほのかにいい香りでまろやかで温まる感じ。施設は清潔で、洗い場や洗面所の設備も良かった。人も少なかったし(平日だったからか?)
露天風呂はバラの花が浮かんでいた(笑)ワタシはこのお風呂で満足だったのだが。
しかし次の朝、やはりここまできたら道後温泉本館の風呂には入って帰らなければ、というオットの強硬な主張で入ることになった。
泊まったホテルのフロントでタオルセットを貸してくれて籠に入れてくれるのは親切だったわ。
レンタカーを返す時間の関係でゆっくりはできない。20分限定ねってことで一番安い下の階に入ることにした。
オモムキのある建物である。漱石先生が 銭湯は立派だと言っただけのことはありますね。
聖徳太子も大国主命も入ったそうな。
入浴してみたが、下の階は町の銭湯と同じである。2階、3階と行くと値段も高くなり、おせんべいとお茶が出たり、個室になっていたりする。
時間も短いし、髪はホテルで洗おうと思っていたので何も持ってこなかったら石鹸も置いてないのね(イマドキの銭湯ってこういうものなの?)
まあ温まるだけでいいやと思って身体を流して湯船に入ろうとしたら
「お姉さん(って言ったんだってば、まっ湯気で曇ってたしな)旅のお方かい?」と話しかけられた。見ると80を優に超えていると思われるおばあちゃんである(以下湯バアバとする)
「はい そうです」
「あんた 石鹸もってないだろ 私のを使いなさい」
「ありがとうございます。でもいいです。温まるだけと思ってきたし・・・」
湯バアバ しばしワタシの顔を見て
「新しのがあるから これ使いなさい、あげるんじゃないから 返してもらうつもりだから。ほれ遠慮せんで」
そういって新しい黒砂糖石鹸の袋を渡された。断ったら失礼になりそうなので使わせてもらうことにした。
「おばあちゃんは 毎朝こうやってここに来てるでね、年寄りだから入浴料も安くしてもらってるからこうやって旅のお方にお返ししてる」
ってな事を土地言葉で話してくれた(ぞなもし は使ってなかったが・・・)
それにしても地方の温泉に行くとどういうわけかおばあちゃんに話しかけられる私である。
昔から同年代の友達と行っても必ずワタシだけ地元のばあちゃんと絡んでしまう。湯バアバをひきつけるオーラがあるのか?(考えてみれば微妙なオーラである・・・)
湯バアバにお礼を言って待ち合わせしていたオットと隣のお菓子屋さんでおみやげのタルトと 自分たちの分もバラで買ってホテルに帰って改めてお湯に入りなおしてレンタカーを返しに
このホテルのチェックアウトが12時ってことはありがたかった。午前中動いている間に部屋をキープしておけるってありがたかった。オットは最後にも温泉に行っていた。
この界隈、いたるところに足湯があります。これは伊予の井桁を模した足湯施設。
源氏物語にも出ているそうな(記憶になかったが)「伊予の井桁」は「多い」にかかる枕言葉なんだそうな。
ホント色んな所に足湯があるんですよ。この街を歩いて足湯に漬かりたかったらすぐに捲り上げて足を入れられる服装をおすすめします。
ワタシはスキニーのジーンズにブーツを履いてしかもタイツも中に履いていたという服装だった。道端では絶対ムリっであった(公共の迷惑になってしまう)
街の中心部にレンタカーを返してから松山城近辺をブラブラ そして 坂の上の雲ミュージアムに
まだ続きます。
老舗だが建て替えてイギリス風(?)しつらえにしているホテル。
建物や部屋はまあまあだったが、フロントやパーキングの係の人の対応がとても良かった。
この日の夕食はフレンチフルコース。
空港近くのレストラン(考えてみれば前の日ですね、連日フレンチだったのか)で食べたのよりずっとおいしかったし、ワインの種類もたくさんあった。
夕食の一部
朝食(バイキングよりこういった旅館の朝食っぽいお膳が嬉しい)
良かったのはこのホテルの温泉だった。
お湯はほのかにいい香りでまろやかで温まる感じ。施設は清潔で、洗い場や洗面所の設備も良かった。人も少なかったし(平日だったからか?)
露天風呂はバラの花が浮かんでいた(笑)ワタシはこのお風呂で満足だったのだが。
しかし次の朝、やはりここまできたら道後温泉本館の風呂には入って帰らなければ、というオットの強硬な主張で入ることになった。
泊まったホテルのフロントでタオルセットを貸してくれて籠に入れてくれるのは親切だったわ。
レンタカーを返す時間の関係でゆっくりはできない。20分限定ねってことで一番安い下の階に入ることにした。
オモムキのある建物である。漱石先生が 銭湯は立派だと言っただけのことはありますね。
聖徳太子も大国主命も入ったそうな。
入浴してみたが、下の階は町の銭湯と同じである。2階、3階と行くと値段も高くなり、おせんべいとお茶が出たり、個室になっていたりする。
時間も短いし、髪はホテルで洗おうと思っていたので何も持ってこなかったら石鹸も置いてないのね(イマドキの銭湯ってこういうものなの?)
まあ温まるだけでいいやと思って身体を流して湯船に入ろうとしたら
「お姉さん(って言ったんだってば、まっ湯気で曇ってたしな)旅のお方かい?」と話しかけられた。見ると80を優に超えていると思われるおばあちゃんである(以下湯バアバとする)
「はい そうです」
「あんた 石鹸もってないだろ 私のを使いなさい」
「ありがとうございます。でもいいです。温まるだけと思ってきたし・・・」
湯バアバ しばしワタシの顔を見て
「新しのがあるから これ使いなさい、あげるんじゃないから 返してもらうつもりだから。ほれ遠慮せんで」
そういって新しい黒砂糖石鹸の袋を渡された。断ったら失礼になりそうなので使わせてもらうことにした。
「おばあちゃんは 毎朝こうやってここに来てるでね、年寄りだから入浴料も安くしてもらってるからこうやって旅のお方にお返ししてる」
ってな事を土地言葉で話してくれた(ぞなもし は使ってなかったが・・・)
それにしても地方の温泉に行くとどういうわけかおばあちゃんに話しかけられる私である。
昔から同年代の友達と行っても必ずワタシだけ地元のばあちゃんと絡んでしまう。湯バアバをひきつけるオーラがあるのか?(考えてみれば微妙なオーラである・・・)
湯バアバにお礼を言って待ち合わせしていたオットと隣のお菓子屋さんでおみやげのタルトと 自分たちの分もバラで買ってホテルに帰って改めてお湯に入りなおしてレンタカーを返しに
このホテルのチェックアウトが12時ってことはありがたかった。午前中動いている間に部屋をキープしておけるってありがたかった。オットは最後にも温泉に行っていた。
この界隈、いたるところに足湯があります。これは伊予の井桁を模した足湯施設。
源氏物語にも出ているそうな(記憶になかったが)「伊予の井桁」は「多い」にかかる枕言葉なんだそうな。
ホント色んな所に足湯があるんですよ。この街を歩いて足湯に漬かりたかったらすぐに捲り上げて足を入れられる服装をおすすめします。
ワタシはスキニーのジーンズにブーツを履いてしかもタイツも中に履いていたという服装だった。道端では絶対ムリっであった(公共の迷惑になってしまう)
街の中心部にレンタカーを返してから松山城近辺をブラブラ そして 坂の上の雲ミュージアムに
まだ続きます。