艶やかな紫が美味しい!
ヘリング(酢漬けニシン)とビーツ、ちょい玉葱のサラダです。
短い夏の収穫を保存して、長い冬をのりきる糧にする。ロシアやノルディック(北欧)料理の特徴ですが、ノルディックは、彩りや香りを大事にする姿勢が美しいと、私は思っています。
写真の右上。ポテトサラドは、サワーマヨネーズを使ったシンプルな品ですが、野菜の色を活かすスタイルです。
左上は、シナモン・クリームソースで合えた、コーンドビーフとパプリカ。日本の胡麻和えや白和えに通じるような料理たち。
スモーガスボード(スウェーデン)で、見かける冷菜の趣を、よく現していると、思いました。
写真が逆光で除きましたが、ブルーベリィと一緒のポーク・ベリィも、オニオンソースをかけたローストビーフも、ノルディックらしい組み立てで、私は嬉しく食しました。
2月のグランカフェのテーマは「北欧」とのこと。
シンプルな、されど彩りや香りに豊かさがある料理を、楽しく受けとりました。これらがイケアの背景にある、食の形です(ニッコリ)。
バフェは、様々なお客様のニーズに応え易く組み立てるもの。
レバーペーストをラウゲン・ブロートにぬり、サワー・ドゥ生地の噛み応えのあるパンにハム。これはドイツ系、ゲルマン語族の定番の食の形です。が、フルーツと組み合わせると、ラテン語族の食の様相を帯びてきます(笑)。
チャイニーズBBQとラーツァンを、チシャ系のほろにが葉物とピクルスで巻いて食す。これはステイツのチャイナ・タウンの定番。
鮭炒飯、パイナップルと肉団子の甘酢餡、ベビィ帆立と野菜の塩餡かけ。
この組み立ては、ステイツのパンダ・エクスプレスの記憶に重なります(笑)。マンダリン・チキンがあったら完璧(笑)。
シェラトン・スタイルは、ベビィ帆立の量と質に現れています(ニッコリ)。
テーブルに届く焼きたてのパンに、柔らかさを偏愛する、日本を感じます。
自分で麺を湯がけるコーナーで。フォーや味噌ラーメンを、小さく作ることも出来て。
ノルディックに始り、世界の街角を散歩するような、組み立てが出来るバフェ。選べることを、楽しむ食の形です。
■グランカフェ、シェラトン・グランデ・東京ベイ
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