おはようございます。雨が続く、暦の四連休。最終日の朝です。
東京をはずして、始まったキャンペーンであっても、日本中で陽性感染者数は増えているのが、TV画面にさえ、写し出されています。予想通り……。
政治が選んだ結果を、私達は週明けに見るでしょう。さらに注意して、私達は丁寧に暮らしていきたい。
■土鍋グツグツ(笑)…ココナッツカレー
胸に拡がる香り! 華やかなスパイス、辛さ、甘さ、ほろ苦さ、たち。
トロォリ煮込まれて。ココナッツ・ジュースの甘い香りと、ふくよかなスパイスの香り。揚げたお肉と旬のシャキッ野菜を、印象的なソースを纏わせた品です。
うまうま♪ 様々なルーツをもつ人が、ニッコリする味です。
………これは、マカオやシンガポールの香り。香港から消え行く、異なる文化が共存する社会の料理の香り。
今は呼ばないか? シンガポールは三界と言われる住民の特徴があって。ルーツが、中華系、マレー系、インド系の三つからなるシンガポール人が、国民の七割で。この方たちを三界人と呼び、さらに三割が、異なるルーツをもつ人から成る、豊かな政治国家が、シンガポール。
三界料理は、それぞれのルーツに敬意を払って、お互いを大事に、主張しながらも溶け合う料理を、さして、呼びました。
マカオは、ポルトガル、オランダ、英国、中華。旧いキリスト教的欧州の影響をのこしながら、中華系の「当たれば王」の気持ちを色濃く残す、不思議な街。
異文化が共存する街の香り。甘やかなココナッツ・ジュースの香り。
いま、香港から、消えていくだろう香り。
料理は、人が作り、伝えるもの。その意味の重さを忘れてはならないと、私は思っています。もちろん、まず、美味しいって、叫んでから(笑)。