★(2)から続きます。所用中にて更新が遅れます。のんびりお付き合いください。
選手たちを迎えて、開会式が本番に進みます。フランス国旗、パラリンピック旗の掲揚、実行委員会代表、Paralympics大会代表の挨拶に続き、マクロン大統領が海外を宣言しました。
もっとも印象的な挨拶がありました。
『Paralympics Paris2024の開催と共に、障害者スポーツ、障害者と社会との関係性にこそ、フランスの国是、
liberté égalité fraternité
『自由、平等、博愛』は、フランス革命のテーゼです。障害の有無による制約や、社会的不平等、人同志の関係の不利益から離れること。
バスチーユ牢獄を壊したように、私たちの心の壁を壊すことを求めていることに、私は胸が熱くなりました。
ここからお祭りが続きます。花火が上がり、ラベルのボレロに合わせて、寄せては返す人の波が続きました。(ちょい冗長、苦笑)
そして、会場のスクリーンには、聖火が映ります。障害者スポーツの起点、ストークマンデビルで採火され、各地を巡った聖火は集められて、歴代のParalympianの手を経て。
チェイルリー宮のバルーンに繋がります。Olympic Gamesと変わらぬ扱いです。
ゆっくりと!コンコルド広場からも見える位置にあがります。
さらに花火は続きます。これでもかと!(笑)
夜11時半。開会式が終わりました。3時間半かかりのショウでした。帰路、セーヌ川越にエッフェル塔が綺麗でした。
エッフェル塔にも凱旋門にも、Paralympicsマークが掲げられた日。Parisの自由さ、都市そのものがもつ歴史の強さと想いを、深く感じた日でした。
長い記事にお付き合いくださり、ありがとうございました。
Tokyoで出来なかった真意を、改めて噛み締めて、明日からの私の仕事に活かしていきます。