トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

タマムシ

2010-08-20 | 小父のお隣さん

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 「イッヒッヒー、やっと採ったぞー!」の気分だった。今期はタマムシの飛行を目にすることが多く、今日の昼休みにも栗の枝に止まったのに捕獲失敗していたからだ。帰路、車の走行中に案内板に止まったのが目に入って急停車、あわてた。

 会友はテーブルのところに捕虫網を置いてある。さほどに今期は出現しているのだ。理由は不明だが、多少なりともエノキの植栽をしてきたから、それがプラスになっているのなら嬉しいことである。

 指で掴まえようと、胴と頭部のところを摘まんだら、思い切り挟まれてしまった。危うく放り投げるところだった。仔細に見るとナイフの様に鋭利だ。痛いはずである。家で全身の接写をしようとしても動きが活発で大変だった。ガラスも陶器もプラスチックの容器もすべて這い上がって来るのだ。

 ときて、食用油を塗ったらようやく這い上がりを抑えることが出来た。ヤレヤレである。しかし、滑ってひっくり返って暴れるタマムシを見て「?」。仰天動地だ、タマがない!。


*陽炎の原

2010-08-20 | 今日は真面目に

 野に立てば草伸び放題汗しとど

 耐えかねて袖をまくれば茅が切る

 草山を刈ればミョウガの花さやか

 刈り草は昼餉のうちに萎れたり