トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

作業路開く

2012-01-14 | 今日は真面目に

Photo_5  ようやく全伐地の一角、南東まで除伐して作業スペースが出来た。ここが開いたことで、処理作業する場所に日光が届くようになった。

 今までは低い冬の陽射しは竹に遮られて届かなかったから、これで少なくとも昼過ぎまでは日差しの中で作業を行える。連日の最低気温が零度前後の日々では、陽射しからの温もりは不可欠なのである。

 開いた空間に竹を倒して刻む作業は、集積場所の上までで直接枝葉を引き乗せられるから、処理は随分と楽に感じる。


初鳴き

2012-01-14 | 小父のお隣さん

Photo  最低気温が零度程度で、最高気温が10度そこそこでも風が当たらなければ日向は結構暖かいものだ。

 昼の休みに休憩場所にと持ち込んだパレットの上に横になり、天空を行く旅客機の白銀色の機体を眺めていたら、シジュウカラのさえずりが聞こえた。始終空を見ていたのがよかったのか・・・。

 風は無かったし、肌への陽射しは熱く感じるくらいだったから春が来たとでも思ったのだろうか…。でも滑らかなさえずりとは言えない「あれまー!」と言いたくなる出来栄えだ。

 物の本で、「最初は下手糞」とあった記憶があるが、うぐいすなどは良くわかるほどぎこちない。シジュウカラのさえずりなどは気にも留めてないから聞き逃していたのだろう。寒さはこれから本番だけれど、今日、さえずりを聞けるとは「春遠からじ」だ。

 侵入した孟宗竹を全伐したヒノキ林は下枝が枯れて、これからも下枝が繁茂する見込みは無いだろうが、仰向けに寝転んで見上げていると、幹が陽射しに輝いてとても美しかった。これも白銀色だった。