トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

そうだったのか!

2012-01-19 | 遊び子は

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 竹を切っていると原に親子連れが集まってきた。おおかた子ども会のイベントだろうと気にも留めないで作業をしていたのだが、何かおかしいのだ。さっぱり声がない。

 いつもの幼児のグループは、小人数でも歓声やら笑い声など流れてくるのに「?」と思っていた。理由が判ったのは顔を知っているリーダーがいたからだ。年に数回行われる「自然学校」とかだった。

 丸くなって説明を受け、一列になって斜面を登っていったが、おしゃべりも聞こえず、なんだか葬列のようだった。「葬だったのか!」…ではなく、そうだったのだ。考えてみれば、一般公募での参加者だから初対面も同じ、おしゃべりもあるわけも無し、はしゃぎまわる開放感も無い。

 曇り空で昼前に帰路に着いたのだが、林道横の畑に、この一団が活動していたのだけれど、ここでも静かだった。せっかくの野外活動なのに見ている方が切ない。