トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

水が戻った

2014-10-01 | 水辺環境の保全

Photo  取水路が砂礫で埋まり干上がってしまった池の一部。浚渫を行い復旧させた結果、2昼夜経ってようやく湛水できた。

 送水管の吐出口での水量は毎分15リットル程度でしかないから、バケツ1杯分に過ぎない。その水量が途中を浸しながら最終の池を満たすまでに2昼夜かかると言う事。Photo_2

 たかだか蛇口から流れ出す水量ほどでも既に水辺を得て生息をしている生物にとっては文字通り「死活問題」なのである。

 今回干上がった3枚の池にはドジョウの生息を確認していたのだが、干上がりアオサギが採餌行動に来た結果失われてしまった可能性もある。


匠への道「輪投げの台を切り出す」

2014-10-01 | 今日は真面目に

 

Photo_3  フイールドを活動場所にしている母子のグループ、先日、改まった顔で「お願いがあるんですが…」ときた。何事かと思ったら「秋祭りの出し物に使う輪投げ台を作ってください」との事だった。

 あちこちショートしてきた脳みそで思案したら材料はありそう。この夏は土木三昧だったから腰を落ち着けた工作も「いいかも」と引き受けた。ほかに会のメンバーがいたのだが顔なじみは小生が断トツだから成り行き上はしょうがないのである。

 材料は廃棄された桜の幹を使うことにしたが硬くて楔では割れない。すべてチェーンソーで製材する羽目になった。輪切りは容易だったが支柱になる部材の切り出しは手間仕事になった。まずは切り出しが終わり、しばらくは日陰で乾燥させながら成形を始めたい。