トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

露穂

2014-10-26 | 感じるままの回り道

Photo_8  朝、フイールド駐車場に降りると露でビッショリだ。とても地下足袋や布製の靴では歩けない。あと一か月もすれば露でなく霜に変わるだろう。

 どちらの風景も気持ち良く作業開始できる「目薬」みたいなものだが、露に濡れる時期はチカラシバの穂が心惹かれる。特に逆光で眺めると別天地の感覚がある。とはいっても作業はいつも通りだから、季節だけが通り過ぎていく。


水源地

2014-10-26 | 水辺環境の保全

Photo  18号台風から20日経って崩壊した水源地も安定しただろうから現場内部に入った。河床は上がり流路も変わっている。

 送水が止まってからも降雨があったから泥水地もトンボ池も干上がる事無く湛水されているが、これはあくまで偶然の産物。せっかく戻って数も種類も増えてきた水生生物を今冬で失うことは差し迫った現実でもある。

 台風翌日、崩壊現場を確認し当局には連絡したが、水利権者も管理責任者も必要は「水利」であって「生物保全」など胸中にはないであろう。結果として小生が動かなければ水辺は維持できない。作業の内容や作業量を見積もると眩暈がしそうで、こんな時こそ加齢の身が疎ましい。ともかく「仮送水」を手掛けよう。