泥水地の堤の被害が止まらない。掘り侵されると構造破壊につながるような場所が重点的に破壊される。手をこまねいて見ているだけでは無く「灯篭に小野小町」ていどの微力で反撃を挑んでいるが終わりは見えない。
この夏、ヒイ、フウ、meとばかり難儀して拡幅した沈泥地の堤の根元が掘られ続けている。思案の末、輪投げ台の材にしたヤブニッケイの切粉を振り撒いてみた。樟脳臭があるから忌避剤になるかと思ったのだが、いまのところ数日だが悪さをしに来ない。
狼の尿、鷹の爪の粉末、クレゾールといろいろ試してみたが、さて今回は如何に…。
音消えて想う事あり盆の波
浜施餓鬼児の持つ花火に浄土観る
爺に付き踊るわらべの鼻に汗
故郷は墓地となりけり墓参り
盆帰り駆け抜けるだけ供えだけ