トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジージが尽くして天水を得る・・・

2025-03-18 | 水辺環境の保全

 毎日毎日、孤爺は鉄板の災の河原の砂礫掘りを行っているが、この日は早めに出発して作業時間を長くした。と言うのはこの日の気温が15℃まで上昇するのと明日から三日間は雨予報で休まざるを得ないからなのだ。まあ、休みと言っても鍼治療と歯科診療の予約を入れたのでブラブラゴロゴロやラブラブコロニャンしているわけではない。ここで回想療法を行うと子どもたちの幼い頃、「・・・・ブラブラソーセイジ」なんてフレーズを保育園の中でも合唱していた頃があった。まあ、ブラブラしているのはソーセイ爺ばかりではないけれど蛸の八ちゃんを作れるだけソーセイ爺の方が優秀であろう。

 さて閑話休題、この日10日は単調作業の中で嬉しい出来事に出会った。延々粛々と丸太の据え位置を変え砂礫を運び出し、取水升周囲の砂礫を取り除く作業をしているのだが排水の邪魔になっている埋もれ木取り除くのに牽引器を使用したけれど引きづり出せず切断したのだった。水に浸かる場所なのでチェーンソーは使えず手鋸で切断したのだが、これは砂礫掘りより難儀で呼吸が乱れてしまった。ギコギコも楽ではない。これですり鉢状の掘削現場での砂礫運び出しも楽になったのだが、この邪魔者が無くなって取水升フイルター周囲の砂礫や泥土を取り除きやすくなった結果、フイルターを目詰まりさせていた砂泥や腐食物の一部が剥がれて取水升内により多くの水が入る事になったのである。

 牽引器で引き抜きたい ➡  抜き取れず切断

 傘型のフイルター上部の砂礫浚いを続けていたら突然と沸騰するように大きな気泡が度々噴出してきたのだ。これは送水管内部に水が流入している事を現している現象でもう「ありがたや!ありがたや!」に尽きる。これと共に流出している水路の水切れが起こり水位の低下も起きている。伏流水の供給流入はあるので空っぽにはならないけれど水位は下がったままだった。これは「送水量が増えた」結果とも言え、実際に測定したら5ℓ/分の増加であり実質18リットルとなって少しだけ安堵出来るところまで来た。正月4日以来の砂礫掘りだが、まだ更に丸太の位置変更や砂礫崩れ防止の杭列打ち等々あるから取水升の泥浚いまでは予定が立たないものの「お寿司で祝いたい」心境である。

 丸太据えと斜面形成


この記事についてブログを書く
« 今日のエッ!品「マイブーム... | トップ | 寿司は得られずカップ麺… »
最新の画像もっと見る

水辺環境の保全」カテゴリの最新記事