トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*深川どぶ板長屋師走溜息書留帖

2023-12-13 | 合混で闘作すれば

         似非パーティー 自分に誠示 至金源       香具師寅吉

         税金口上 頭目喘鳴 民悲鳴           夜鷹おしん          

         寂しさや胸に沁み入る歌の詩           俳匠トロル

         無筆計上 お民騙すも 裏肥やせ         浪人搾左衛門

         泥の怪 者の怪 参・衆の怪           願人坊主放念

         追及を避ける題目捜査中             壺振り信太

         野良くろは怠議迷分七十五日           ぼて振り留蔵

         お白州は口裏同じ記憶ない            灰神楽

         一匹も正直はいぬ犬の群れ            岡っ引き半太

         懐に入ると思えば遮二無二と           放蕩息子長太郎

         永田産 得収サギまで 愚弄張る         手習い三平

         喰い物は得られるだけ喰う犬の性         犬公方刑部

         マーキング欠かせないのも犬の性         犬小姓珍念

         あの面で油断も隙も猫かぶり           小町さくら

         舞台より袖に隠せば大団円            陰間住吉

         魚ごころ水ごころ袖ごころ            金魚売太助

         膿を出したら心臓止まる             瘤取り爺さん

         上を望めば暗くなる 下を見つめりゃ足が無い

         先を望めば灯り無い 

         右を見つめりゃ亡者のみ 左眺めりゃツギフーセン  渡世人鶴太

 


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