春よ来い呼んでいるよな幼子の母呼ぶ声に友も唱和す
若草も敷くによしなし童らは走るを止めぬ呼んでは走る
みよちゃんの居るかどうかは知らねども桃の蕾も膨らみた原
若草も萌え出ずるかな枯れ野にも春の歓声こだまとなりて