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縄文文化が人気だとか。あやかって「森の市」に廃材活用で出品してみる。谷戸部を掘ればいくらでも手に入る粘土の塑像とするか迷ったけれど「木aワーカー」としては沽券にかかわるから土偶でなく木偶で試作した。
二番目は「縄文のビーナス」風に作り込む。モデル原型よりふくよかな体形になってしまったが、農耕民族風体形であるから、あながち間違いでもないだろうとした。すべてが自己完結だから異存のあろうはずもなく、どこをどうしようとしまいと誰も分からないのだ。つまりは小生が作った物が正解なのである。
板材では制作できず3寸角の柱の余材を使った。モデルとの比例配分で3寸角長さ20㎝に丁度収まるのだった。糸のこ盤で切り出す事が出来ず、糸鋸で切り出そうとしてみたが全くの非力で用をなさなかった。外形線近くまで鋸で切りこみ、ノミで掘り取りながら荒取りした。
曲面はジスクグラインダーで追い込み、仕上げはノミと切り出しナイフで削りつつサンドペーパーで滑らかにする。オイル仕上げは「荏胡麻油」を使った。荏胡麻油単用と荏胡麻油にクレパスの朱色を湯煎溶解した油を比較してみたが、土器焼き色風に見えるには朱色を加えた色彩が良く見える。
原型の背中の曲線を活かそうとした以外は勝手な造形になってしまったが、少々ボリュームを出し過ぎた感もあるのだろうか。小生的には違和感は無いけれど、見る人によっては「セクハラまがい」かも。
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