トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シェルター水路のカサスゲ抜去

2023-06-27 | 水辺環境の保全
 先日、半分だけカサスゲやらアシやらを抜去したまま中途半端に終わっていたシェルター水路の残り半分を除草した。抜去するのはカサスゲとアシが主であるけれどチゴザサの侵入もあるのでこれもついでに抜去したが量的にはさほどでもないのだった。
 この日は二日続きの真夏日で携行水も水から麦茶に変更である。それに加え半年間携行した一服用のキャンデーは熱中症防止のためのタブレットに交換したかったけれどキャンデーの残り数個を消費してから変更する事にした。このタブレットを炎天下になったこの日、口に入れたくても購入してない故にどっちにしても後日扱いなのだ。

 今回除草したシェルター水路の始まりは上の棚から漏れ出て来る水を集めて泥水池1に送る役割で設えたのだが、山からの絞り水を導入する事で水域への送水が絶たれても絞り水は年中浸みて出ている結果、涸れる事のない水路になっていたから何度かの拡幅作業で現在の大きさに設えたのである。
 水域への送水が絶たれ干上がってしまう様な事態になってもこの水路だけは水をたたえておれるので多少なりとも水域生物の絶滅を回避できる可能性を保っている。そんな事でシェルター水路と名付けたのである。

 トンボ類の産卵環境としても泥地・擁壁の苔・土の斜面・水域植物の茎・広い水面等々混在しているから現在、フイールドで繁殖を確認できているトンボ類に適応できる環境なのである。


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