トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやくトンボ・オオスズメバチの初見

2014-04-16 | 小父のお隣さん

2  今日16日、ようやくトンボの初見となった。実際は昨日15日なのだが、足元から飛び立った「トンボ!」と思った直後に背景に紛れて見失っている。瞬間だから確認のしようがないのだが、イトトンボではない地味な個体だったから♀に違いない。

 帰宅前に水辺を一回りして出会い撮影出来たのが今日。何時もの事ながら名前には苦労する。金属光沢色で翅の黒いトンボ、昔の写真にはアオイトトンボと銘打ってある。図鑑対照すると「カワトンボ」に思えるし、アサヒナカワトンボか日本カワトンボのようにも思える。まあ、どっちでも良い…。

 今年の出現は遅いと思っていたのだが、「四月中旬」の括りでとらえれば平年並みだ。昨年は4月7日にダビドサナエを見ている。昨日、一瞬見たのはダビドだったか、ムギワラに感じたのだけれど…。

 オスズメバチも初見日となった。動き続けていて撮影出来なかったが特大の個体で50mmはあったかもしれない。さすが女王様だ。惚れ惚れする威容であった。


植生調整

2014-04-16 | 水辺環境の保全

Photo  泥水池にセリを移植する。昨年秋に、護岸の丸太を入れて堤の改修を行ったため喫水線付近に植物が無くなったためだ。

 昨年まではスゲをトンボの羽化台やメダカの産卵床にと移植していたのだが、その繁殖力で水面を占有し始めている。毎年、掘り取りするのも煩わしいから、繁殖力の穏やかなセリにしてみる。Photo_2

 セリも羽化台にはなるし、キアゲハの食草にもなるから、スゲよりは調和してくれるだろう。スゲを移植する前はカンガレイを入れた。ところが生育繁殖力とも旺盛すぎて、池のサイズに合わなかった。

 スゲも合わなかった事になるが、調和できる植物を周辺から調達するのも結構難しいものである。