ツマキチョウが飛翔していた。注意していると一個体だけでなく複数いる。普段はシロチョウと思っているから現認出来ない蝶でもある。動きが落ち着かなくて撮影は出来なかった。
その、ツマキチョウと思って寄ったのはキタキチョウだった。黄色い翅いっぱいにソバカスを散らした♀で、産卵のために止まったのである。
すぐに飛び立ったが、お尻を接触させた位置に卵が残っていた。長径で2mmは無いだろう。5φ程のフジの小苗の途中に産み付けた。フジはまだ萌芽していないが、孵化する頃には若葉が燃えているのだろう。
自然の摂理とは言え良くできている。と言うより、萌芽と孵化の兼ね合いをどこで判断しているのだろうなあ。