京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




六角堂(頂法寺)さんや六波羅蜜寺、そして革堂といったように
京都のお寺で”西国札所第〇番”と書いてあるのをたまに見かけますが
これは「西国三十三箇所」の中の札所寺という意味で
市内には他にも清水寺・善峰寺・今熊野観音寺・上醍醐寺など七箇所あります
(三室戸寺は宇治市)
しかし、この「西国三十三箇所」とはなんぞや~?というと『観音菩薩霊場』のこと
つまり観音様がいらっしゃる寺ということで
本尊に十一面観音や千手観音など観音菩薩像をお祀りし
古くから人々の信仰の対象となっている所です。

三十三箇所ある意味は観世音菩薩が民衆を救うため
相手に応じて33の姿に変化されたことに由来しているそうです。
各お寺では御朱印という印を頂くことができ
これを御朱印帳に押してもらい全て巡礼すると・・・
現世で犯したあらゆる罪業が赦され極楽往生できると言われてます。
霊験あらたかな現世版極楽スタンプラリー?みたいな感じですかね。
ご利益があるかないかは別としてそんな風に京都の街を廻ってみると
「西国三十三・・・」と書かれたお寺には必ず観音様がいるということで
ここはどんな観音菩薩像様がいらっしゃるのかな?と何となく楽くなります。
因みに行願寺こと「革堂」さんの本堂では千手観音様がお祀りされています。



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