越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)

2020-08-23 10:59:26 | 蝶・蛾・トンボ

【ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)】
昆虫   : チョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科
大きさ  : (前翅長)34~43mm
時期   : 6月、9~10月
名の由来 : 彪紋(ヒョウモン)蝶で、羽の裏(ウラ)側に銀(ギン)色の筋(スジ)があるのでこの名前が付きました。
珍しさ  : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
準絶滅危惧

年1回の発生で、6月~7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動するタテハチョウの一種です。
翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑と白斑列、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。
翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、オスには前翅の表側に性標が2本あります。
メス(♀)では前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。
幼虫は、スミレ科植物(タチツボスミレなど)を食べます。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚 追加しました







◎2020年6月29日 富山県にて 写真2枚 追加しました
オス(♂)・・・かなり傷んだ個体でした





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キバネセセリ(黄羽挵)

2020-08-23 06:35:48 | 蝶・蛾・トンボ
【キバネセセリ(黄羽挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ科 アオバセセリ亜科 
分布  : 北海道・本州・四国・九州
時期  : 7~8月
前翅長 : (前翅長)21~26mm
珍しさ  : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

全身が一様に黄褐色のセセリチョウ。
分類学的にはアオバセセリと近く、太い胴体と大きな複眼を持つ。
触角はセセリ特有のかぎ状であるが、先端がやや長く伸びる。
雌は前翅に明色斑がいくつか現れる。
低山や市街地ではまったく見られないチョウだが、棲みかとなる高山の疎林や林道などでは多産し、花や湿地を求めて敏速に飛翔する。
越冬態は2齢幼虫。幼虫の食樹はウコギ科のハリギリ。
葉に1つずつ産卵する。
成虫は年1回発生し、7~8月に見られる。

◎2020年8月2日 岐阜県にて 写真9枚
















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