ウリパパの日記

自由気ままに・・・

紅葉の日光へ(1) 半月山展望台からの眺望 2020.10.30

2020-10-31 15:15:39 | 栃木県

今朝はこの秋一番の冷え込みとなりました。八王子では最低気温が3.6℃まで下がり、朝方日の出直後にマンションの北階段から東浅川町の街並みを見下ろしたところ屋根に霜が降りていました。アパートのある茨城県笠間では2.1℃まで下がっていて田畑には真っ白な霜が降りていたことでしょう。今年は10月後半になって秋の深まりが急ピッチとなっています。

昨日は会社の休日でした。高気圧が北に偏って張り出すため南関東は曇り空。北関東では午前中を中心に晴天が期待できそうなので、栃木県の紅葉を見に行くことにしました。そろそろ見頃を迎える日塩もみじラインか、今週初めにピークを迎えた中禅寺湖のどちらか悩んだ結果、半月山に登り紅葉の中禅寺湖を見下ろすことにしました。今週はかなり気温が下がったので八丁出島の紅葉は終わってしまったかもしれませんが・・・

朝5時30分に友部のアパートを出発。北関東自動車道、国道4号、日光宇都宮道路を利用して奥日光へ向かいます。茨城県は曇り空でしたが、栃木県では青空が広がってきました。朝日を浴びて日光連山や高原山が輝いています。

 

日光から見上げる女峰山と帝釈山です。

紅葉が見頃の第二いろは坂を上り、途中明智平で紅葉を見渡そうと考えていたところ甘かった。早朝から駐車場待ちの大渋滞。明智平からの眺望は断念して中禅寺湖スカイラインへ向かいます。

 

中禅寺湖展望台で中禅寺湖を見下ろします。周囲の山々の紅葉は終盤を迎えています。

 

八丁出島をズーム。終盤を迎えて鮮やかさが抜けてしまいましたが、なかなか綺麗な色づきが残っているようです。期待できそう。

終点の半月山駐車場に車を置き、紅葉の終わった足尾の山々を見ながら半月山へ向かいます。気温は氷点下。日陰では地面が凍結していました。

 

半月山展望台にやってきました。正面に袈裟丸山から庚申山、鋸山、皇海山にかけての足尾山地。右手前は社山です。半月山から社山へ向かうハイキング客を見かけました。風は冷たいですが、稜線歩きは気持ちよさそうです。展望台には10名ほど常にカメラマンがいます(結構密です)。ドローンを飛ばしている人、9時30分に遊覧船が八丁出島の周囲にやってくるシャッターチャンスを待っている人、ハイキングの途中に立ち寄る人など様々です。

 

主峰皇海山をズーム。

 

社山の右奥には錫ヶ岳、白根山、前白根山、外山、温泉ヶ岳、高薙山と連なりますが、山頂は雲の中です。

 

眼下には中禅寺湖と男体山。中禅寺湖周辺の紅葉は数日前までがピークであったようです。中禅寺湖の北には雄大な男体山、その左に太郎山の稜線、山王帽子山、於呂倶羅山、高薙山と続きます。

 

八丁出島の紅葉です。

 

正面の中禅寺湖北岸の紅葉をズーム。

 

男体山の右には帝釈山、女峰山、赤薙山と日光連山を一望。その右奥は鶏頂山と釈迦ヶ岳を中心とする高原山。高原山の北側の山々は雲の中でした。

 

再び八丁出島の紅葉。赤や黄色のグラデーションが綺麗です。

 

南の空は雲がかかり遠望がききせんが、南西には青空がひろがり、八ヶ岳から冠雪の南アルプスが見えています。八ヶ岳の全容が見える半月山山頂近くまで移動してみました。

 

八ヶ岳から甲斐駒ヶ岳にかけての超遠望。地図で確認すると、ピラミッド状の甲斐駒ヶ岳とその奥の仙丈ケ岳がちょうど重なって見えているようです。150km以上離れているので識別は困難です。

 

八ヶ岳をズーム。赤岳、横岳、硫黄岳まで見えています。半月山展望台からだと手前の稜線に隠れて横岳までしか見えません。

 

甲斐駒ヶ岳の南には白銀に輝く南アルプス。南から農鳥岳、間ノ岳、北岳と連なります。富士山は見えなくても南アルプスを遠望できたのは収穫でした。昨年の11月1日に訪れた時よりもはっきりと見えています。

 

半月山から駐車場に向けて下ります。昨年は正面に富士山を見ることができました。ところどころ紅葉が残っています。

 

駐車場から見下ろすカラマツの黄葉。

 

中禅寺湖スカイラインを下る途中の紅葉は日が当たり鮮やかでした。背後は男体山。

 

比較的空いている歌ヶ浜第2駐車場に車を停めて中禅寺湖畔を散策します。歌ヶ浜から八丁出島にわずかに残った紅葉を遠望することができました。

 

正面には雄大な男体山。9時を過ぎる頃から寒気の影響で少し雲が湧いてきました。

 

二荒山神社の大鳥居と男体山。ここまで歩いてきたので、さらに華厳の滝まで歩いてみました。

 

華厳の滝を見下ろします。紅葉はピークを過ぎてしまったようです。エレベータで観瀑台へ下りずにここで引き返し、駐車場へ戻ることにしました。

 

帰りは紅葉の第一いろは坂を下ります。途中の展望スペースに車を停めて男体山中腹の紅葉を見上げます。右側に見えるのは方等滝。落差30m、幅2m。大谷川支流にある滝です。

 

方等滝の右側には般若滝。こちらは落差20mの滝です。同じく大谷川に流れ込みます。

 

第一いろは坂正面には屏風のような岩がせり出し、紅葉に彩られていました。日光の紅葉は清滝周辺まで降りてきています。紅葉のピークは標高1000m~1100mあたりのようです。

 

上空に寒気が入り雲が多くなってきました。次に霧降高原へ向かい、時間があればまだ訪れたことのない鬼怒川上流の川俣ダムへ足を延ばそうと考えました。日光東照宮周辺は大渋滞。ちょうと神橋の横で停まったので、車の中からパチリです(続く)。

 

参考に昨年11月1日に半月山を訪れた記事を紹介します。昨年は富士山をみることができました。

紅葉の奥日光(1) 半月山展望台からの紅葉 2019.11.1 - ウリパパの日記

紅葉の奥日光(2) 半月山からの眺望 2019.11.1 - ウリパパの日記

 

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那須塩原市の田んぼアート 2020.8.6

2020-08-10 10:17:37 | 栃木県

8月6日の那須岳登山の帰り、那須塩原市の田んぼアートを見てきました。アートは2か所の会場で公開されています。まずはネット情報で場所を特定できた第2会場(関谷)へ向かいました。鹿の湯から30分で到着。

 

場所は、道の駅 湯の香しおばらです。

 

隣接する会場に到着。100円を払って階段を上ります。

 

五輪延期をモチーフにした作品が出現しました。ウエートリフティングを行う選手に五輪延期を伝えるマスク姿の女性です。見事な出来栄えです。

 

会場では過去の作品が掲示されていました。

 

隣接してもう一つの作品がありました。こちらはウイルス退治の思いを込めた桃太郎です。

続いて第1会場(西遅沢)へ向かいます。第2会場で頂いた田んぼアートのカードに、県道55号線 蛇尾川 遅沢橋300m西側と説明があったので、とても助かりました。

 

15分ほどで第1会場に到着。再び100円を払って展望台に登ります。こちらは、チコちゃんとキョエちゃんです。3密を避けるよう叱っているデザインのようです。

 

下側の展望台から見た姿です。

これらの田んぼアートは、農業中野登喜男さん(75)が、約10年前から毎年続けているそうです。今年は新型コロナ禍で東京五輪とパラリンピックが延期に追い込まれたことがテーマ。

中野さんは「未曽有の事態が起きた2020年を表す作品にした。ぜひ思い出にとどめてほしい」と話しているそうです(下野新聞記事 6.18 より引用)。

素晴らしい作品でした。

 

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久しぶりの奥日光 2020.7.9

2020-07-11 20:39:36 | 栃木県

霧降高原から日光へ下り、神橋、輪王寺の横を抜けて第2いろは坂を上り中禅寺湖へ向かいます。途中、多くの猿の姿を見かけました。霧降高原から中禅寺湖まで40分弱で到着。まずは竜頭の滝へ向かいました。国道120号の橋の上から滝を見下ろします。滝の先には中禅寺湖。水量が多く、梅雨時ならではの迫力でした。

 

続いて戦場ヶ原へ向かいます。戦場ヶ原の展望台からの眺めです。奥白根山は雲に隠れていました。

赤沼駐車場に車を停めて散策しようと思っていたところ、昨年の台風の影響で散策路は通行止めとなっていました。現在復旧作業中のようです。

 

展望台の近くではヤマオダマキが咲いていました。

 

駐車場から見上げる男体山。時々雲が切れて山頂が姿を現します。昼食には時間が早いので近くの光徳沼へ向かいます。

 

光徳沼に到着。訪れる人は誰もいなく、クマ鈴を持参していなかったため、周囲に気を配りながらの散策です。

 

湿地帯ではクリンソウがまだ咲いていました。

 

再び戦場ヶ原駐車場に戻り、昼食休憩とします。雲が切れて男体山が姿を現しました。

 

昼食後は湯滝へ向かいます。国道120号沿いの駐車エリアに車を停めて散策。まずは湯滝を見下ろします。

 

梅雨時ということもあり水量は多めです。

 

一方、湯ノ湖は静寂に包まれています。

 

遊歩道沿いではコメツツジが咲いています。

 

コバイケイソウの群生地。

 

よく見るとかわいらしい花をつけています。

 

サワギクも咲き始め。

 

国道120号を金精峠へ向けて登ります。途中、駐車場から湯ノ湖と戦場ヶ原、男体山を望みます。

 

金精峠を抜けて国道を120号を沼田へ向かい、沼田ICから関越自動車道を利用。最初のSAとなる赤城高原SAで休憩しました。

 

高台にあるSAから上越国境の山々を眺めます。

 

谷川岳をズーム。山頂には雲がかかっています。

 

屋外の花壇で見かけた熊の形の盆栽。

 

ぐんまちゃんはマスク姿でした。

茨城→栃木→群馬と北関東を横断し、高尾には16時前に到着。走行距離は350kmでした。

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霧降高原キスゲ平園を散策 2020.7.9

2020-07-10 22:46:18 | 栃木県

昨日は会社の休日、そして今日は自宅で在宅勤務です。梅雨前線が本州上に停滞していますが、一昨日午後には本州の南海上まで南下。比較的乾いた空気が一時的に入ったため、昨日は北関東を中心に雨が小康状態がになると予想して栃木県の霧降高原にニッコウキスゲの花を見に行ってきました。予想が的中し、山頂付近では霧も晴れて青空も見える好天となりました。

今年の梅雨はオホーツク海高気圧、太平洋高気圧ともに勢力が弱く、7月に入り本州付近に梅雨前線が停滞中です。そこに東シナ海や本州の南海上から水蒸気を大量に含んだ湿舌が流れ込み、九州だけでなく、広島県、京都府、岐阜県でも記録的集中豪雨に見舞われ甚大な被害が出ています。今まで梅雨のタイプというと、オホーツク海高気圧からの冷涼が風が吹き込み梅雨寒が続く陰性型、太平洋高気圧の勢力が押し勝ち低気圧が日本付近で発達して一時的にまとまった雨が降る陽性型、この2パターンを繰り返し、梅雨末期は陽性型による集中豪雨を経て梅雨明けに向かうことが多かったのですが、今年はいずれにも該当しそうにありません。集中豪雨が長期間継続する新しいタイプの出現です。インド洋西部の海面水温が高いことが影響しているともいわれていますが、地球温暖化の影響も否定できないと考えています。今年は中国でも記録的は大雨に見舞われ、日本以上の被害に見舞われていると報道されています。

そのような梅雨の中休み?の一日。せかっくの平日の休業日なので、6時30分にアパートを出発。友部では雨が降りしきっていました。笠間、益子を経由し鬼怒テクノ通りと国道4号を北上、さくら市から鬼怒川に沿って、塩谷町、今市、日光を経由し、2時間20分で霧降高原に到着。宇都宮付近からは雨も上がりましたが、標高800mから上は霧の中です。

 

9時前にキスゲ平園地に到着。駐車場には20台ほどの先客がありました。

 

日光仮面に見送られて保護区域へ向かいます。

 

ここから霧の中、小丸山展望台まで1,445段の階段を昇ります。麓の標高は1345m、山頂は1582m。高低差は240m近くあります。貴重な高山植物を鹿の食害から守るため、出入り口には回転扉、周囲は柵で保護されています。

 

中腹までは階段を使わ遊歩道を散策することができます。途中、雨に濡れた高山植物を見ながら散策路を歩いてみました。イタドリが開花しています。

 

シモツケの蕾でしょうか。

 

ヨツバヒヨドリ

 

アカショウマの蕾? ちょっとわかりません。

 

霧に包まれるニッコウキスゲの群生。標高が上がるとニッコウキスゲの花目立つようになります。

 

ヤグルマソウ

 

 

ヤマブキショウマ

カラマツソウも咲いていましたが、雨に濡れてどの花も元気ありませんでした。そろそろ終わりかな?

 

遊歩道散策を終わり、再び階段を昇ります。

 

標高1500mあたりからニッコウキスゲの花数が増えてきました。

 

雨に濡れてしぼんでしまった花もありますが、まだ見頃が続いています。

 

ニッコウキスゲの群落が続きます。

 

天空回廊には3箇所の展望デッキがあります。最上部の小丸山展望台を見上げます。

 

標高1582mの小丸山展望台に到着。雲の上に出ました。正面に山が見えています。どこの山だろう・・・

 

眺望の案内図がありました。天気が良いと太平洋、東京スカイツリー、富士山まで見えるようです。正目の山は高原山です。

 

高原山をズーム。

 

回転扉から外に出てしばらく歩くと標高1610mの小丸山に到着。正面は赤薙山方面でしょう。

 

ここから登山道が続きます。赤薙山を経由して女峰山へ登ることができるようです。何人かの方は、登山姿で山頂を目指していきました。午前中は天気がもちそうです。

 

南側の眺望。雲海が広がります。

 

北東側の眺望。高原山の山頂が見えています。雲の上に出ると気持ちが良いものです。

 

小丸山付近ではコメツツジが咲いていました。

 

暫く眺望を楽しんでから、天空回廊を下ります。下界は霧に包まれていますが、少しずつ雲が薄くなってきました。天気は回復傾向です。

 

途中晴れ間が広がりました。霧の中とは違ったニッコウキスゲの姿です。

 

青空とトンボをバックに1枚。天気の回復と共に、多くのトンボが飛び交っていました。

 

 

途中から再び遊歩道を散策。アカショウマの花が咲いています。

 

ヤマブキショウマの群生

 

この花は? ****ショウマと名の付くユキノシタ科の花はいろいろあるので、よく違いが分かりません。レストハウスに設置されているパネル写真(見頃の花の紹介)を参考に掲載しています。

 

散策路ではクルマユリも開花していました。

1時間30分かけて標高1610mの小丸山を往復してきました。霧もかなり晴れてきて、天気はしばらく安定しそうです。天気が悪ければ東照宮見学を考えていたのですが、折角の機会です。奥日光まで足を延ばし、金精峠を越えて高尾へ帰ることにしました (続く)

 

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大平山謙信平展望台からの夜景 2020.1.10

2020-01-12 20:44:18 | 栃木県

1/10の夜は友部から高尾まで車で戻ってきました。いつもは圏央道を利用するのですが、久しぶりに北関東自動車道を西進し栃木都賀JCTで東北道に合流。最初の栃木ICで降りて大平山神社の謙信平へ向かいます。前日夜に筑波山つつじが丘から都心の夜景が綺麗に見えたので、今度は栃木県から眺めてみようと思ったからです。

19時40分過ぎに現地に到着。標高は200m。昼は富士山の展望が得られることで知られています。南側の展望が開けているので夜景も期待していたのですが、前日に比べて若干湿度が高く透明度は今一つです。東京スカイツリーまでの距離は筑波山からより10km遠い73km。スカイツリーの点灯は肉眼で微かにわかりますが東京タワーは認識できません。

 

都心方面をズーム。

 

東京スカイツリーは周囲のビルに比べてとても高く見えます。

 

東京タワー方面です。手前の明るいビルは古河スカイタワー(98.8m)です。次回はもう少し空気が澄んでいるときに訪れてみます。

 

 

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