ウリパパの日記

自由気ままに・・・

水郡線全線開通80周年記念 C61運転 2014.12.6

2014-12-06 18:50:27 | 電車
今日は寒い一日でした。上空に強い寒気が入って一時的に天気が不安定になり、八王子では午後霙がぱらついたそうです。

今朝は選挙事務所の出陣式に参加してから水戸駅に立ち寄り、C61の出発を見学してきました。水郡線全線開通80周年記念イベントとして12月5日(金)から12月7日(日)までの3日間、水戸駅~常陸大子駅間でSLが運行されます。JR東日本水戸支社では大変な熱の入れようで、駅の至るところにポスターが掲示され毎日通勤途中に眺めていました。午前11時30分に水戸駅に到着。既に1,2番線と3番線ホームには大勢のお客さんやカメラマンが入線を待ち構えています。


SL奥久慈清流ライン号は水戸駅11:58発です。電光掲示板の行先案内を記念にパチリしておきました。


11時50分、白い蒸気と汽笛と共にC61が2番線ホームに入線してきます。編成はC61+12系客車4両。全席指定席でもちろん完売です。


奥久慈清流ライン号のヘッドマークを掲出しています。C61に引かれて久慈川沿いを常陸大子へ向かいます。終点到着は14:18の予定。2時間30分の長旅です。9月に那須岳から袋田の滝を訪れた帰りに、水郡線沿いに国道118号を南下してきたことを思い出しました。


定刻の11時58分になりました。黒煙があがり周囲が煙で包まれました。


いよいよ出発。物凄い迫力です。


徐々に加速します。


C61形蒸気機関車は、戦後の旅客輸送需要の急増に対応するために、D51のボイラーや部品を活用してC57系の足回りをベースに製造された大形旅客用機関車です。3対の動輪の直径は1.75mあります。


斜め後方からようやく全貌が見えました。JR東日本のHPによると、「C61 20」の諸元として、機関車重量78.8t、炭水車重量42.0t、石炭搭載量6.2tと説明されています。

このC61は1973年8月に廃車となり、1974年1月に群馬県伊勢崎市にある華蔵寺公園に搬入され、再組立・整備を経て展示されていました。その後、鉄道の産業遺産である蒸気機関車を後世に伝えることを目的とし、2010年から復元工事が開始され、2011年3月に車籍復活を果たしました。普段は高崎車両センターに配置されていて、上越線や信越線を中心にイベント列車として活躍しています。

ところで今回のイベントは3日間の片道運行ですが、常陸大子駅からC61がどうやって戻ってくるの気になっていました。イベントでばったり出会った会社の”鉄ちゃん”に尋ねてみたところ、今回のイベントでは午前中に常陸大子駅から水戸駅へディーゼル機関車が牽引する「DL快速奥久慈清流ライン号」も運行され、その最後尾に牽引されて水戸へ戻ってくるそうです。常陸大子駅には転車台が無いため方向転換できないのだとか(水戸駅には転車台あります)。

→JR東日本水戸支社に勤務している方に伺ったところ、大子駅には使用していない転車台は存在するそうです。今回もメンテナンス上の問題があり復活させていないのだとか。一方水戸駅では機関区が廃止された時に転車台が無くなったそうです。今のCOMBOXのとろにあったようです。


最後に今日のお土産を紹介しておきます。残りわずかという言葉に引っかかり衝動買いしてしまいました。

コメント
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