山頂で昼食休憩後、午前10時50分に出発、爆裂火口の崩壊跡を左手に見ながら銅沼(あかぬま)へと下ります。最初の目的はバンダイクワガタが咲くガレ場です。

弘法清水小屋で再び休憩してから、正面の櫛ヶ峰へ向かう鞍部を下ります。

ミヤマキンバイが見頃をむかえています。

ハクサンチドリです!

イワカガミも負けじと咲き誇ります。

しばらく稜線を下るとバンダイクワガタが姿を現しました。可憐な花です。

再びハクサンチドリ。
猪苗代登山口方面への登山道と分岐してからもガレ場が続きます。


この一帯は、バンダイクワガタの群生地となっています。これから満開までの一週間がピークになりそうです。ちょうどよいタイミングで訪れることができてラッキーでした。

左手には荒々しい爆裂火口を見下ろします。これから訪れる銅沼も姿を見せています。
磐梯山は成層火山で、大昔は富士山のような美しい姿をしていたと言われています。数万年前の大規模な噴火により山体崩壊、岩なだれを起こし表磐梯の流山地形が形成され、その際に川をせき止めて猪苗代湖が形成されたと考えられています。直近では1888年の噴火で小磐梯山が山体崩壊、その時の岩なだれによって桧原湖など裏磐梯の湖沼群が形成されました。1888年までは、ちょうど銅沼のあたり(正面)に小磐梯山の山頂があったそうです。

しばらく歩くとアズマギクが群生していました。

バンダイクワガタとイワカガミが咲き競っています。
ガレ場が終わると樹林帯をひたすら下ります。

6月下旬なのにタチツボスミレが咲いていました。

ガクウラジロヨウラクが満開。

可憐な花が群生していました。アカモノと呼ぶツツジ科の花のようです。

30分ほど下ると裏磐梯スキー場の最上部に出ました。山頂から1時間20分です。以前ブラタモリで紹介されていましたが、ここは1888年の山体崩壊でできた天然のスキー場です。
昼を過ぎて天気も回復してきました。桧原湖の東側にはうっすらと西吾妻山が見えています。ここから中ノ湯まで最後の登りとなります。

スキー場トップからは、なだらか道が続きます。ズダヤクシュの群生が広がります。

ズーム。可愛らしい花です。

10分ほどで銅沼に到着しました。

見事な景色です。赤褐色の水は酸性が強い証拠です。ブラタモリでは試験紙が濃い黄色になりPHが3.5と強い酸性を示していました。今も活動を続ける磐梯山から硫黄や鉄を多量に含む土壌が流れ込むため酸性度の高い水質になっています。銅沼の正面には磐梯山の崩壊壁が広がります。正面は櫛ヶ峰、右は天狗岩、その奥に磐梯山が隠れています。
銅沼から先は階段を登り中ノ湯へ向かいます。登って下り再び上る、これは足がつりやすいパターンです。今回も例外ではなく途中で右足が攣ってしまいました。でも、これが幸いしたようです。

亀さん歩きで見つけた花です。リンドウの花です。ハルリンドウ?コケリンドウ?

そして、ついに目的の花に出会いました。ベニバナイチヤクソウです。

インターネット情報では例年6月上旬から咲き始めるようですが、今年は開花が遅いようです。

2枚前の写真と同じ花です(再掲)。標高の低いところで、この2株のみ開花を確認しました。明日が攣らなくても注意して歩いていたらわかります(笑)。多くの株が群生していました。

足が攣ったためペースが落ちましたが、午後1時に中ノ湯温泉跡に無事戻ってきました。
足ががくがくになりながら、八方台駐車場に15分ほどかけて戻ります。まだ時間が早いので裏磐梯を見学してから高尾へ戻ることにしました(続く)。

弘法清水小屋で再び休憩してから、正面の櫛ヶ峰へ向かう鞍部を下ります。

ミヤマキンバイが見頃をむかえています。

ハクサンチドリです!

イワカガミも負けじと咲き誇ります。

しばらく稜線を下るとバンダイクワガタが姿を現しました。可憐な花です。

再びハクサンチドリ。
猪苗代登山口方面への登山道と分岐してからもガレ場が続きます。


この一帯は、バンダイクワガタの群生地となっています。これから満開までの一週間がピークになりそうです。ちょうどよいタイミングで訪れることができてラッキーでした。

左手には荒々しい爆裂火口を見下ろします。これから訪れる銅沼も姿を見せています。
磐梯山は成層火山で、大昔は富士山のような美しい姿をしていたと言われています。数万年前の大規模な噴火により山体崩壊、岩なだれを起こし表磐梯の流山地形が形成され、その際に川をせき止めて猪苗代湖が形成されたと考えられています。直近では1888年の噴火で小磐梯山が山体崩壊、その時の岩なだれによって桧原湖など裏磐梯の湖沼群が形成されました。1888年までは、ちょうど銅沼のあたり(正面)に小磐梯山の山頂があったそうです。

しばらく歩くとアズマギクが群生していました。

バンダイクワガタとイワカガミが咲き競っています。
ガレ場が終わると樹林帯をひたすら下ります。

6月下旬なのにタチツボスミレが咲いていました。

ガクウラジロヨウラクが満開。

可憐な花が群生していました。アカモノと呼ぶツツジ科の花のようです。

30分ほど下ると裏磐梯スキー場の最上部に出ました。山頂から1時間20分です。以前ブラタモリで紹介されていましたが、ここは1888年の山体崩壊でできた天然のスキー場です。
昼を過ぎて天気も回復してきました。桧原湖の東側にはうっすらと西吾妻山が見えています。ここから中ノ湯まで最後の登りとなります。

スキー場トップからは、なだらか道が続きます。ズダヤクシュの群生が広がります。

ズーム。可愛らしい花です。

10分ほどで銅沼に到着しました。

見事な景色です。赤褐色の水は酸性が強い証拠です。ブラタモリでは試験紙が濃い黄色になりPHが3.5と強い酸性を示していました。今も活動を続ける磐梯山から硫黄や鉄を多量に含む土壌が流れ込むため酸性度の高い水質になっています。銅沼の正面には磐梯山の崩壊壁が広がります。正面は櫛ヶ峰、右は天狗岩、その奥に磐梯山が隠れています。
銅沼から先は階段を登り中ノ湯へ向かいます。登って下り再び上る、これは足がつりやすいパターンです。今回も例外ではなく途中で右足が攣ってしまいました。でも、これが幸いしたようです。

亀さん歩きで見つけた花です。リンドウの花です。ハルリンドウ?コケリンドウ?

そして、ついに目的の花に出会いました。ベニバナイチヤクソウです。

インターネット情報では例年6月上旬から咲き始めるようですが、今年は開花が遅いようです。

2枚前の写真と同じ花です(再掲)。標高の低いところで、この2株のみ開花を確認しました。明日が攣らなくても注意して歩いていたらわかります(笑)。多くの株が群生していました。

足が攣ったためペースが落ちましたが、午後1時に中ノ湯温泉跡に無事戻ってきました。
足ががくがくになりながら、八方台駐車場に15分ほどかけて戻ります。まだ時間が早いので裏磐梯を見学してから高尾へ戻ることにしました(続く)。