風も無く穏やかな年の瀬をむかえました。今朝の八王子は最低気温が-4.1℃まで冷え込み、これで15日連続の冬日。12月の最低気温の月平均も-0.2℃となり、都市化が進んだ1990年以降では1995年の-2.1℃、2005年の-2.5℃についで寒い12月となっています。昭和の時代では氷点下が当たり前であったようですが・・・
この寒さで高尾山のシモバシラの氷華が成長しているのではないかと思い、大晦日の今日になって一丁平まで出かけてきました。朝6時に早起きして自宅を出発。稲荷山コースを利用して高尾山頂から紅葉台、一丁平と散策です。高尾山口付近は厳寒の朝でしたがが、稲荷山コースは意外と暖かく汗が吹き出てきます。逆転層の影響でしょうか。それでも尾根道の標高が上がるにつれ気温も下がり、富士山が見える辺りからは厳しい寒さが続きます。
シモバシラの氷華は、このブログでも何度か紹介していますが、5号路、紅葉台北側のまき道、一丁平の北側まき道のコース沿いに見ることができます。冷え込みに期待して行ったのですが、今年は数も大きさも例年に比べていま一つ。12月下旬の急激な寒さで土壌が一気に凍ってしまい根が水分を吸い上げることができなくなってしまったのでしょう。時期的に遅かったのかもしれません。でも一丁平では20~30cmに成長した大きな氷の芸術が見られました。
紅葉台北側のまき道沿いでは4~5cmの小さな氷華がところどころ見られます。斜面の上のほうにも多くのシモバシラが咲いています。
ロープが張られていない北側の斜面を探すと、縦方向に成長した氷華が見られます。大きいものでは20cm以上の長さに成長しています。日影なので、きっと日中は溶けずに長い時間をかけて成長したのでしょう。
一丁平の秘密の場所では今年も沢山の氷の芸術が見られました。大自然が作りだす造形美ですね。日々成長しているのでしょう。
30cm以上の大きさに成長しています。見事です。
近くを通りかかったおじさんに話を聞いたところ、城山方面にも沢山のシモバシラが見られるとのこと。今日は時間が無いので断念し、来シーズンのお楽しみとしましょう。
一丁平からは紅葉台と5号路を経由して最短コースの6号路を下り、自宅に戻ったのは午前8時50分。3時間弱の早朝ハイキングでした。午前8時を過ぎると、登山客やトレイルランニングなど、いつもの姿が戻ってきました。きっと明日は深夜から早朝にかけて、初日の出を拝むお客さんでごった返すものと思います。参考までに今日の日の出は、横浜方面に低い雲が垂れ込め見ることができませんでした。
最後に、山の写真を紹介しておきます。
冬晴れの朝、富士山が綺麗に見えました。稲荷山コースから垣間見る富士山は朝日を浴びてほんのりと赤く、午前7時頃到着した高尾山頂からは雄大な姿を独り占めです。
南アルプスもくっきり。高尾山から見えるのは、左から蝙蝠岳、その右の尖った山は塩見岳、さらに広河内岳から農鳥岳方面です。
今年は高尾山(景信、陣馬山含む)に24回も登りました。ちょうど月2回のペースで、年々増えていくような印象です。来年も体力が続く限り訪れたいと思っています。
(参考1)今年1月10日のシモバシラ(高尾山)
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/569844e981dfe4b35eb655592b860dfb
(参考2)2009年12月20日のシモバシラ(高尾山)
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/569844e981dfe4b35eb655592
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この寒さで高尾山のシモバシラの氷華が成長しているのではないかと思い、大晦日の今日になって一丁平まで出かけてきました。朝6時に早起きして自宅を出発。稲荷山コースを利用して高尾山頂から紅葉台、一丁平と散策です。高尾山口付近は厳寒の朝でしたがが、稲荷山コースは意外と暖かく汗が吹き出てきます。逆転層の影響でしょうか。それでも尾根道の標高が上がるにつれ気温も下がり、富士山が見える辺りからは厳しい寒さが続きます。
シモバシラの氷華は、このブログでも何度か紹介していますが、5号路、紅葉台北側のまき道、一丁平の北側まき道のコース沿いに見ることができます。冷え込みに期待して行ったのですが、今年は数も大きさも例年に比べていま一つ。12月下旬の急激な寒さで土壌が一気に凍ってしまい根が水分を吸い上げることができなくなってしまったのでしょう。時期的に遅かったのかもしれません。でも一丁平では20~30cmに成長した大きな氷の芸術が見られました。
紅葉台北側のまき道沿いでは4~5cmの小さな氷華がところどころ見られます。斜面の上のほうにも多くのシモバシラが咲いています。
ロープが張られていない北側の斜面を探すと、縦方向に成長した氷華が見られます。大きいものでは20cm以上の長さに成長しています。日影なので、きっと日中は溶けずに長い時間をかけて成長したのでしょう。
一丁平の秘密の場所では今年も沢山の氷の芸術が見られました。大自然が作りだす造形美ですね。日々成長しているのでしょう。
30cm以上の大きさに成長しています。見事です。
近くを通りかかったおじさんに話を聞いたところ、城山方面にも沢山のシモバシラが見られるとのこと。今日は時間が無いので断念し、来シーズンのお楽しみとしましょう。
一丁平からは紅葉台と5号路を経由して最短コースの6号路を下り、自宅に戻ったのは午前8時50分。3時間弱の早朝ハイキングでした。午前8時を過ぎると、登山客やトレイルランニングなど、いつもの姿が戻ってきました。きっと明日は深夜から早朝にかけて、初日の出を拝むお客さんでごった返すものと思います。参考までに今日の日の出は、横浜方面に低い雲が垂れ込め見ることができませんでした。
最後に、山の写真を紹介しておきます。
冬晴れの朝、富士山が綺麗に見えました。稲荷山コースから垣間見る富士山は朝日を浴びてほんのりと赤く、午前7時頃到着した高尾山頂からは雄大な姿を独り占めです。
南アルプスもくっきり。高尾山から見えるのは、左から蝙蝠岳、その右の尖った山は塩見岳、さらに広河内岳から農鳥岳方面です。
今年は高尾山(景信、陣馬山含む)に24回も登りました。ちょうど月2回のペースで、年々増えていくような印象です。来年も体力が続く限り訪れたいと思っています。
(参考1)今年1月10日のシモバシラ(高尾山)
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/569844e981dfe4b35eb655592b860dfb
(参考2)2009年12月20日のシモバシラ(高尾山)
http://blog.goo.ne.jp/uripapa_as/e/569844e981dfe4b35eb655592
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