![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/20/8a4b6cb8c59aacab71fe66907785f0ec.png)
今日は新国立劇場のタンホイザーを見てきました。タンホイザーと言えば一昨年9月のバイエルン国立歌劇場の来日公演(ペトレンコ指揮、タイトルロールはクラウス・フロリアン・フォークト)での感動が思い出されますが、
さて今回は。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e3/b53fc03ae3e2e1f48f1fdcbe8f956f14.png)
オペラというか音楽会自体1年以上のご無沙汰。今回は大奮発してS席(正面17列)。
まずはキャストの紹介です。
指揮:アッシャー・フィッシュ
演出:ハンス=ペーター・レーマン
管弦楽:東京交響楽団
領主ヘルマン:妻屋秀和
タンホイザー:トルステン・ケール
ヴォルフラム:ローマン・トレーケル
ヴァルター:鈴木 准
ビーテロルフ:萩原 潤
ハインリヒ:与儀 巧
ラインマル:大塚博章
エリーザベト:リエネ・キンチャ
ヴェーヌス:アレクサンドラ・ペーターザマー
牧童:吉原圭子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/53/dfd2c2cff7a1b7ab0b39427fc1d6c9ad.png)
全体的に尻上がりに調子が出てきた印象ですね。このオペラの音楽の構成がそうなっているのかもしれません。
1幕を終わっての感想・・・冒頭のバレエが良かった。でも音楽は平べったすぎ。
2幕を終わって・・・合唱が素晴らしい。こんなに上手かったとは。
3幕を終わって・・・うーん。心に染みるタンホイザー
今日の主役は新国立劇場合唱団とバレエ。特に巡礼の合唱はもう感動的でした。世界に誇れる合唱団です。バレエも素敵でした。演出は2007年の初演と同じ。2007年の公演は義父と見に行きました。楽劇なのだからもっと舞台に変化を持たせて欲しかったと語っていたのを思い出しました。でもオーソドックスで安心して音楽に集中できるので個人的には不満ありません。ヴェーヌスブルクの映像はちょっとグロテスクかな(失礼)?
東京交響楽団は伴奏に徹しているのか小さく纏まりすぎていた印象です(あくまでの個人の主観です)。
タンホイザー役のトルステン・ケールさんは初めて聞きました。世界的なヘルデンテノールとして知られているそうです。美声で音程も外さず洗練された歌い方。演技もうまく良かったのですが、1幕では声量が小さく高音(A以上)が苦しそうでした。年齢かな? 低音で声質が変わりバリトンに近い音域で声量がありました。3幕のローマ語りは最高。ここにピークを持ってきた印象ですね。タンホイザーとヴォルフラムのやりとりはバリトン二人が歌っているように聞こえました。ヴォルフラムのトレーケルさんは「夕星の歌」をしんみり聞かせてくれました。エリーザベトのリエネ・キンチャさんも上手いですね。純潔なエリザベートにピッタリ。ヴェーヌスのアレクサンドラ・ペーターザマーさんは迫力ありすぎ(容姿)。 日本人キャストではヘルマン役の妻屋さんが貫禄。1幕で牧童を歌った吉原さんも声が通り印象に残っています。
久しぶりのオペラ。ワーグナーは最高ですね。
さて今回は。。。
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オペラというか音楽会自体1年以上のご無沙汰。今回は大奮発してS席(正面17列)。
まずはキャストの紹介です。
指揮:アッシャー・フィッシュ
演出:ハンス=ペーター・レーマン
管弦楽:東京交響楽団
領主ヘルマン:妻屋秀和
タンホイザー:トルステン・ケール
ヴォルフラム:ローマン・トレーケル
ヴァルター:鈴木 准
ビーテロルフ:萩原 潤
ハインリヒ:与儀 巧
ラインマル:大塚博章
エリーザベト:リエネ・キンチャ
ヴェーヌス:アレクサンドラ・ペーターザマー
牧童:吉原圭子
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全体的に尻上がりに調子が出てきた印象ですね。このオペラの音楽の構成がそうなっているのかもしれません。
1幕を終わっての感想・・・冒頭のバレエが良かった。でも音楽は平べったすぎ。
2幕を終わって・・・合唱が素晴らしい。こんなに上手かったとは。
3幕を終わって・・・うーん。心に染みるタンホイザー
今日の主役は新国立劇場合唱団とバレエ。特に巡礼の合唱はもう感動的でした。世界に誇れる合唱団です。バレエも素敵でした。演出は2007年の初演と同じ。2007年の公演は義父と見に行きました。楽劇なのだからもっと舞台に変化を持たせて欲しかったと語っていたのを思い出しました。でもオーソドックスで安心して音楽に集中できるので個人的には不満ありません。ヴェーヌスブルクの映像はちょっとグロテスクかな(失礼)?
東京交響楽団は伴奏に徹しているのか小さく纏まりすぎていた印象です(あくまでの個人の主観です)。
タンホイザー役のトルステン・ケールさんは初めて聞きました。世界的なヘルデンテノールとして知られているそうです。美声で音程も外さず洗練された歌い方。演技もうまく良かったのですが、1幕では声量が小さく高音(A以上)が苦しそうでした。年齢かな? 低音で声質が変わりバリトンに近い音域で声量がありました。3幕のローマ語りは最高。ここにピークを持ってきた印象ですね。タンホイザーとヴォルフラムのやりとりはバリトン二人が歌っているように聞こえました。ヴォルフラムのトレーケルさんは「夕星の歌」をしんみり聞かせてくれました。エリーザベトのリエネ・キンチャさんも上手いですね。純潔なエリザベートにピッタリ。ヴェーヌスのアレクサンドラ・ペーターザマーさんは迫力ありすぎ(容姿)。 日本人キャストではヘルマン役の妻屋さんが貫禄。1幕で牧童を歌った吉原さんも声が通り印象に残っています。
久しぶりのオペラ。ワーグナーは最高ですね。
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