おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

収穫の秋まつり

2009-11-02 21:59:24 | 地域密着
寒いですね~!
何、この風の音。ゴォ~って言うてますやん。

天気予報も、よう当たりますよね。
昨日は、熱いくらいにお日様が出てた午前中ながら、午後から雨という予報。
その通り、12時まわったあたりからぽつぽつと・・・

午前中、暑いくらいの日差しの中で、某町民の集いに参加してました・・・
朝、パラパラっとしてたし、寒くなるかもと思ってちょっと厚着をしてたら、
もう、汗びっしょりになってしまってました。

そんな中でいただいたものは・・・



きなこ餅!
町民の集いと言っても、やっぱり収穫の秋まつり。
お餅つきとかもあって、おいしくいただきました。
餅好きな私には、うれしいいただき物です。



そしてこれは、赤米でつくったという素朴なアメ。

実は、この地域は、国史跡「下之郷遺跡」のある町内なんです。

何度かここでも紹介してますけど、2200年前の弥生時代に、
野洲川流域のこの地に、「ムラ」があったんですね。
国史跡となったのは、この遺跡には深い堀のような環濠があるということからです。
環濠であるがゆえに、たくさんのモノが腐食せずに遺っているんですね。
多くの生活品が埋もれていて、日常生活に使う土器、かごやざるなど、
現在の生活技術に通じるものがたくさん出土してるそうです。

食べ物らしきものもあって、稲籾(いなもみ)とか、メロンみたいなものとか。
2200年前のご先祖さんが、何を食べていたのかを想像するだけでも、
ちょっと楽しくなりますよね。

その遺跡から、「雑穀の会」というグループも生まれてて、
そのグループの方が、今回の赤米のアメを作っったそうです。
丸いドーナツのような形は、環濠を表してるんやそうですよ。

昨年から、遺跡公園の整備事業がすすめられていて、
2年後には、広く市民が楽しめるような公園がオープンするらしいです。
発掘現場が見られたり、交流スペースができたりとか。

世知辛い時代なんで、文化的なこととかは一番先に削減される分野です。
ホールやら歴史博物館やら、閉鎖されるところもあると聞きます。
そう思うと、国史跡は国が関わってるだけに優遇されてたりするんかしら。

さて、飛び石連休の世間ですが、私はお仕事です。

ちまちまと、頑張ろう・・・(汗)