おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

お伊勢詣り

2014-01-11 23:24:43 | 日々のつれづれ
水曜日が大雨やったので、木曜日に行ってきました。
ダンナにとっては初詣、私は・・・もういくつ目かな(苦笑)

神社界では最高位といわれている伊勢神宮。
正式名称は「神宮」ですって!
外宮、内宮以外に、別宮や関連する社125社を総称するらしい。

神々の中心に位置する太陽の神・天照大神を祀ってあります。
2000年も歴史があり、「日本人の心のふるさと」と言われる聖地なんですね。

ま、関西人からすると、小学校の修学旅行で必ず行くところやし、
このへんからは近い場所なんで、家族でも何度も行ってますね。
今回は、5年ぶりぐらいかな。

まず、外宮から。



天照大神の神饌(食事)をつかさどる、豊受大御神を祀る、
別名、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)。

前に行った時は内宮だけしか行ってないような気がします。
基本は、外宮から参詣しやなあかんのですけどね。



外宮の正宮(しょうぐう)。四重の御垣に囲まれてて、
一番外からしか、写真は撮れないんですね。
神様を撮るなんて、おそれおおいので、でけへんのです。



こちらも新旧二つ並んでたんやけど、古い方は入れなくなってました。

別宮も参詣します。



多賀宮。豊受大神宮の荒御魂を祀るところ。
他にも、自主神社である土宮、好天気を願う風宮も参詣。

式年遷宮を記念して、「せんぐう館」というのができてたので、
こちらも見学してきました。入館料300円。

外宮で行われている神事を紹介する映像や、ふだん見られないものを展示。
外宮正宮の原寸大の社殿側面の模型もありました。
伊勢神宮は、唯一神明造りという建築様式。
式年遷宮では、建物だけでなく道具類も全部新調されるようで、
その伝統的工芸品の、技や製造過程なども紹介されてました。
なかなか、おもしろかったですわ。

昼食をはさんで、内宮へ。
こちらは、天照大神を祀る、正式名を皇大神宮。
日本人の総氏神。



宇治橋鳥居。

そうそう、外宮は左側通行やったけど、内宮は右側通行なんです。
なんで異なるんかしらね。

宇治橋を渡って神苑を歩き、一の鳥居へ。



鳥居をくぐる前に、必ずお辞儀をするんですよ。
もちろん、外宮でも、いや、どこの神社でも同じ。



意外に人が少ない感じです。
お昼を回ると、ちょっと空くのかもね。



正宮です。
新しい建物は木の香りがいいですね。檜らしいけど。
右手奥に、古い社殿があるんやけど、入れないようになってました。
写真は、石段の手前からしか撮れないんで、遠目ですね~。

白い木と、屋根の鰹木にあしらわれた金板がまぶしかったです。

太陽は生命力と成長のエネルギーの源。
天照大神の神得は、生きるための力を授けてくれるものとか。
ちゃんと、お祈りしとかんとね。



別宮の御稲御倉。秋に収穫したお米を保存するところ。
正宮と同じ、唯一神明造りの建物らしいです。
高床式で、柱はそのまま土に埋まっています。
石を置いて柱を立てるのは、もっと後世。寺院建築ができてからなんですね。



別宮の荒祭宮。
外宮の多賀宮と同じように第一の別宮。鳥居がないんですね。
ここも新しく建てられたようですね。

帰りは、神楽殿から宇治橋へ。
下を流れる五十鈴川。



昔は参詣の前に、この川で身を清めて参ったんですね。
今は手水どころがあるので、そこで手水をつかうけど。

車は五十鈴川の河川敷の駐車場に駐めたので、
帰りに、こちらへ寄って来ました。



みちひらきの大神がおわします、猿田彦神社。
万事みな、善い方へおみちびきくださる神、らしい。
そして、芸能の神でもあるみたいです。

とにかく、めっちゃ寒かったですね!

午前中は日差しもあったのに、午後には霧雨。
寒いというより、冷たいって感じ。



おはらい町のおかげ横町で、いつものように?ネコの小さい置物を買って(苦笑)
あわただしく、帰宅しました~