金曜日、取材先でいただいた「イチゴ大福」。
めっちゃおいしいかった~~
そして、昨日は、市民ホールで、今年最後の市民カレッジ。
講師は、あの、ヨイトマケの、美輪明宏さん。
こんな田舎に来てくださるとは~
きれいな水色のドレスに同じ布のストール。
パールに輝く水色のヒールの靴。
あの黄色い髪に衣装と同じ水色のヘアバンド。
イヤリングとネックレスが、たぶん本物なんやろうけど、
ぴっかぴかに光ってましたね~
いつもの講演と違うのは、演台の横に大きな生け花が飾られてたこと、
後ろの幕がドレープになってたこと。そして、照明。
いつもなら客席も明るいふつうの講演会場が、まるで、
お芝居かコンサートのように、客席の灯りが消され、
舞台の上が明るく光ってました。
・・・美輪さんには、かなりお金を使ってますよね・・・(笑)
講師によっては、マイクを持ってステージの前の方に来て話す人。
縁台のマイクに向かって、立って話す人。
一昨年の、中村玉緒さんはカフェのような丸いテーブルと椅子で、
司会者付きで話されてましたね~。
美輪さんは演台を前に、椅子に腰掛けてお話が始まりました。
あの声で、テーマは「生きやすい生き方」。
たくさんのことを話されたので全部は書けないけど、
印象に残ったところを少し、書いておきます。
人生には、「正負の法則」がある。
正しいこととそうでないこと。良いことと、良くないこと。
人生にはどちらもあるから、今、悪いことがあるからって、
悲観しなくてもいい。必ず、良いことがあるのだから。
全体に、こういうお話をされてましたね。
美人に生まれなかったからって、悲観しなくていいのよ。
スタイル良くて美人だからって、二股かけられてる人もいるじゃない。
(・・・あの人のことですわね・・・苦笑)
結婚が幸せって、本当?
お金と時間と自由がなくなるのよ~
白無垢もウエディングドレスも、白は死に装束よ。
ひとりだったら、お金もひとり分だし、いつ食べようが、
どこへ行こうが、自由。さみしいけど、自由なのよ。
どっちも、良いこともあれば、良くないこともあるんです。
正負の法則ですよ・・・
私は1935年生まれで、めでたく28歳になりました・・ナニが可笑しいの?
いいじゃない、50歳ぐらいサバ読んだって、黒柳さんなんて、
500歳ぐらいサバ読んでるんだから~
戦争のことも言うてはりました。
戦争を経験して、長崎の原爆も経験したわ。
爆心地から少し離れてたから助かったけど、
戦前の日本と、戦後の日本を知ってるからこそ、
今の日本と比べることができるのよ。
だから、ナニが大切かってことがわかるの。
戦前では封建主義だったのが、戦後は民主主義に変わった。
でも、真理は永久に変わらないのよ。
日本にはね、とってもステキな文化があるの。
世界に誇れる文化があるのよ。それをたった5年で変えた。
軍部がね。・・全部規制して。
なんであんなバカなことをしたんでしょうね。
石油とか資源のなにもない日本が、いっぱい持ってる国に、
勝てる訳がないじゃないの。
アメリカが原爆作ってた頃、日本は竹槍を作ってたのよ。
いろんな話をしてはったけど、日本の良き時代の風景を話してて、
「朧月夜」をアカペラで、ワンフレーズ歌わはりました。
会場からは、大きな拍手が~
生きやすく生きるには、感謝をすること。
なんでも、腹6分がいいのよ。
人とのおつきあいも、6分がちょうどいいの。
そして、身につける色を大切にしなさい。
黒、グレーはダメよ。お葬式の色だし、
気持ちがネガティブになるから着たらだめですよ。
赤はいいです。
赤ちゃんというくらいエネルギーが強いでしょ。
エネルギーが発散させる色だから、身につけるといい。
還暦で赤を着るのも同じ理由。
そして、微笑み、って言うてはりました。
笑顔の人に、文句は言いにくいし、ケンカになりにくいでしょ。
笑顔ねぇ・・・
最近、些細なことによく腹立てたりしてるかも・・・
笑顔、忘れんようにしやなね。
他にもいろいろ言うてはったけど、
詳しくはロビーで売ってる書籍に書いてあるらしい~