今年も始まりました~~
市民カレッジです。
セットチケットの売り出しは4月の初めやったんやけど、
ちょうどその時、用事があって大津に行ってたので、
買いに行くのを姉に頼んだら、孫守りしやなあかんから出られないと。
結局、親しくしてる近所の人に頼んで買ってもらいました。
その人もついでに自分の分を買ったので、今年は3人で行きます。
昨年、発売時間の30分前に行ったら、えらい人やったけど、
今年はちょうどの時間に行ったらしくて、もっとたくさんの人が並んでて、
買うのに、2時間もかかったそうです。
毎年、着々と、人が増えているようですね。
来年は、1時間以上前に、買いに行かなあかんな。
写メで撮ったのでわかりにくいですが、今年のラインナップ。
日曜日の、第1講は、脚本家の倉本聰さん。
テーマは「当たり前の暮らしを求めて」
「たいしたことは話しませんので、眠りたい方は
心地よく寝ていただいて・・・」
倉本さん、もう、80歳にならはるんですね。
昭和16年、入学するべき小学校は国民学校に変更されたらしく、
「私は小学校にいってないんですよ~」
なんて言いながら、当時のことから話し始めました。
朝礼の時かなんかで、全校生徒を前に、特攻の話がでて、
「自分も行くという人は一歩前に出なさい」と言われたとか。
友だちと顔を見合わせながら一歩前に出て・・・
数人、出ない者がいて、同級生が、彼らに「非国民」と言った。
それを、家に帰って父親に言ったら、
「どっちが非国民なんだろうね」 と、言われたとか。
モノのない時代の話から、豊かな高度成長の時代の話。
1970年代の電通の広告戦略の話をされてましたね。
全部覚え切れなかったので、調べてみました。
有名な戦略十訓だそうで、
ヴァンス・パッカード著「浪費をつくり出す人々」が
元になっているらしいです。
1、もっと使わせろ
2、捨てさせろ
3、無駄遣いさせろ
4、季節を忘れさせろ
5、贈り物をさせろ
6、組み合わせで買わせろ
7、きっかけを投じろ
8、流行に遅れさせろ
9、気安く買わせろ
10、混乱をつくりだせ
なんとも、すごい戦略です。
こんなんに踊らされて購買意欲をそそられてたんでしょうかね~
倉本さんは30代で、北海道の富良野に移住。
そこで、役者とライターを育てる塾を創設します。
授業料をもらわないかわりに、自分たちで家を建てて生活をする。
先生もお金がないんだから、知恵を絞りなさいと。
建物を建てるのに材木も釘もない。
ないなら、家を建て替えるという家へいけば、
壊す家があるだろうし、そこで廃材をもらえるだろう。
みんなで探したら、手頃な家が3軒見つかって、さっそく廃材をもらい、
曲がった釘はたたいてのばして・・・家を建てたそうです!
食べ物は・・野菜は、富良野は野菜も豊富に取れるらしくて、
売り物にならずに廃棄するという野菜をもらって来て、
土を掘って貯蔵したらしいです。適度に雪も降るし、
長期保存ができるんですって~
肉と魚だけは、時々ご近所などで討った鹿とかをいただき・・・
1日280円で、みんなが生活をしたという話・・・
やがて、コンビニでアルバイトしてたメンバーが入ってきて、
食卓が画期的に豪勢になったらしい。
毎日廃棄する賞味期限切れの弁当や食料品をもらってきたらしい。
人間が生きていくのに知識と知恵と、どちらが大切か。
知恵なんですよ~ って、いうことなんですね。
確かに、知識を身につけようと思うとお金かかるけど、
知恵を絞るのは、お金はかからへんかも・・・
高度成長の頃、三種の神器が3C・・・カー、クーラー、カラーテレビ、
平成なら、デジカメ、DVDデッキ、薄型テレビ、
現代なら、パソコン、スマホ、タブレット・・??
あこがれの家電や便利な道具は、結局、エネルギーが必要で、
電気とか、ガソリンとか、石油とか・・つまり原油やけど、
あとわずかしかないらしいです~ その後は、ナニを使って、
我々は生活するんやろう・・・
当たり前の生活を求めるのなら、人々が、知恵を絞って、
工夫しながら生きていきなさい、ってことなんですね。
文明に慣れすぎると、それって、難しいですよね~
次回の、市民カレッジは8月29日。
元TBSアナウンサー、キャスターの吉川美代子さんです。
市民カレッジです。
セットチケットの売り出しは4月の初めやったんやけど、
ちょうどその時、用事があって大津に行ってたので、
買いに行くのを姉に頼んだら、孫守りしやなあかんから出られないと。
結局、親しくしてる近所の人に頼んで買ってもらいました。
その人もついでに自分の分を買ったので、今年は3人で行きます。
昨年、発売時間の30分前に行ったら、えらい人やったけど、
今年はちょうどの時間に行ったらしくて、もっとたくさんの人が並んでて、
買うのに、2時間もかかったそうです。
毎年、着々と、人が増えているようですね。
来年は、1時間以上前に、買いに行かなあかんな。
写メで撮ったのでわかりにくいですが、今年のラインナップ。
日曜日の、第1講は、脚本家の倉本聰さん。
テーマは「当たり前の暮らしを求めて」
「たいしたことは話しませんので、眠りたい方は
心地よく寝ていただいて・・・」
倉本さん、もう、80歳にならはるんですね。
昭和16年、入学するべき小学校は国民学校に変更されたらしく、
「私は小学校にいってないんですよ~」
なんて言いながら、当時のことから話し始めました。
朝礼の時かなんかで、全校生徒を前に、特攻の話がでて、
「自分も行くという人は一歩前に出なさい」と言われたとか。
友だちと顔を見合わせながら一歩前に出て・・・
数人、出ない者がいて、同級生が、彼らに「非国民」と言った。
それを、家に帰って父親に言ったら、
「どっちが非国民なんだろうね」 と、言われたとか。
モノのない時代の話から、豊かな高度成長の時代の話。
1970年代の電通の広告戦略の話をされてましたね。
全部覚え切れなかったので、調べてみました。
有名な戦略十訓だそうで、
ヴァンス・パッカード著「浪費をつくり出す人々」が
元になっているらしいです。
1、もっと使わせろ
2、捨てさせろ
3、無駄遣いさせろ
4、季節を忘れさせろ
5、贈り物をさせろ
6、組み合わせで買わせろ
7、きっかけを投じろ
8、流行に遅れさせろ
9、気安く買わせろ
10、混乱をつくりだせ
なんとも、すごい戦略です。
こんなんに踊らされて購買意欲をそそられてたんでしょうかね~
倉本さんは30代で、北海道の富良野に移住。
そこで、役者とライターを育てる塾を創設します。
授業料をもらわないかわりに、自分たちで家を建てて生活をする。
先生もお金がないんだから、知恵を絞りなさいと。
建物を建てるのに材木も釘もない。
ないなら、家を建て替えるという家へいけば、
壊す家があるだろうし、そこで廃材をもらえるだろう。
みんなで探したら、手頃な家が3軒見つかって、さっそく廃材をもらい、
曲がった釘はたたいてのばして・・・家を建てたそうです!
食べ物は・・野菜は、富良野は野菜も豊富に取れるらしくて、
売り物にならずに廃棄するという野菜をもらって来て、
土を掘って貯蔵したらしいです。適度に雪も降るし、
長期保存ができるんですって~
肉と魚だけは、時々ご近所などで討った鹿とかをいただき・・・
1日280円で、みんなが生活をしたという話・・・
やがて、コンビニでアルバイトしてたメンバーが入ってきて、
食卓が画期的に豪勢になったらしい。
毎日廃棄する賞味期限切れの弁当や食料品をもらってきたらしい。
人間が生きていくのに知識と知恵と、どちらが大切か。
知恵なんですよ~ って、いうことなんですね。
確かに、知識を身につけようと思うとお金かかるけど、
知恵を絞るのは、お金はかからへんかも・・・
高度成長の頃、三種の神器が3C・・・カー、クーラー、カラーテレビ、
平成なら、デジカメ、DVDデッキ、薄型テレビ、
現代なら、パソコン、スマホ、タブレット・・??
あこがれの家電や便利な道具は、結局、エネルギーが必要で、
電気とか、ガソリンとか、石油とか・・つまり原油やけど、
あとわずかしかないらしいです~ その後は、ナニを使って、
我々は生活するんやろう・・・
当たり前の生活を求めるのなら、人々が、知恵を絞って、
工夫しながら生きていきなさい、ってことなんですね。
文明に慣れすぎると、それって、難しいですよね~
次回の、市民カレッジは8月29日。
元TBSアナウンサー、キャスターの吉川美代子さんです。