おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

実用書は読まなあきまへん

2007-01-05 23:50:22 | 日々のつれづれ
年末、本屋さんへ行ったら、あの「手紙」の文庫本の隣に「野洲スタイル」という本が山積みされてました。「ん?」って立ち止まって見たら、セクシーフットボウルで高校サッカーに旋風を巻き起こした、野洲高校の山本監督の本でした。
そうか、あれから1年やな・・・なんて思いながら試合見てたんやけど、2日の対真岡高校との試合に辛勝したものの、3日の試合では大差で負けてしまってベスト8に残れず。
県大会の決勝戦で、この野洲高校に娘の母校は負けただけに、せめて国立競技場までは行って欲しかったなぁ~

ほぼ毎日通う本屋さんで、11月から、あまりに憧れの若手俳優の「彼」に関する掲載雑誌等が出まくってたので(ほとんどが映画「NANA2」情報やけど)、他の本に目がなかなか行きませんでした。
さすがに、映画が封切られてからは静かになったので、他の本にも目を向けられるようになりましたね。
そんな中で見つけたのが、「裏京都検定」(入江敦彦著)。
人気の「京都検定」を揶揄してるような本やけど、作者は、京都西陣出身でイギリス在住のエッセイスト。京都ブームのさきがけとなった「京都人だけが知っている」の他、京都に関する著書が多数ある人です。
本人いわくスキーに例えるなら、「より実用的な」京都を滑走できる本やとか。Q&A式で綴られてて、さらっと読める本です。
学生時代は4年も通ったし、歴史好きなんで遊びにもよく行った街やけど、最近の京都はホンマ知らんわ~ 京都生まれのダンナなんて、もっと知らんし・・・
でも、なかなか、おもしろいですよ。
ちなみに、入江さんの本では「イケズの構造」ちゅう本も読みました。
これは、「言葉好き」にはかなりおもしろい本です~ 
たとえば、京言葉の「どっちなん?」という問題ですが、
☆一つだけ、否定語じゃないんですよ。
 ○ええんちゃう
 ○よろしおすなぁ
 ○いや~っ
 ○そやねぇ
答えは、なんでしょう~?

画像は、私の「おせち」のバイブルでもある、「今も伝わる大阪の ごはんとおかず」と先日買った「裏京都検定」。
「・・ごはんとおかず」は、結婚当初、ご近所に住んでた大阪出身の先輩主婦にいただいたありがたい本です。かなり古いけどね。「大阪」の本ながら、「棒だら」とか「黒豆」とかの作り方が丁寧に書いてあるんですよ。
今も、毎年年末に使ってる本です。

生活の一部やね

2007-01-04 22:34:30 | 日々のつれづれ
やっぱり、17年も一緒に暮らしてきたから、時間が経過するとともに、空虚な気持ちになってきます。
愛犬とはいえ、家族の中では、私は一番淡泊やと思ってました。犬にべたべたする方ではないし、擬人化して赤ちゃんのように甘やかすこともなく、ポッキーからすれば、ご飯はくれるけどいっつもガミガミ怒る一番コワイお母さんやったと思います。
老犬やし、去年、脳梗塞?になった時もそれほど取り乱したりしてないし、いずれはそんな日が来るって思ってたし、犬好きなダンナからすれば、私は物足りない飼い主やったとも思います。
でもね、時間が経つにつれ、ポッキーが私らの生活の一部やったなぁと、実感してくるんですね。そら、17年も一緒やったんやしね・・・
それに、最後の最後まで付き合った私としては・・・

居間に続くテラスがポッキーの居場所でした。
いつもそこにいたから、今もいてるような錯覚になり、外から帰ってきたら見てしまいます。外出するときも見てしまうし、ご飯の時も、そこにいるような錯覚に陥ります。
何より、生活時間。日が暮れるとポッキーの散歩の時間やったので、行かなあかんと思って落ち着かなくなるし、今日みたいにダンナが休みの日は、ダンナがポッキーと散歩に行く間にお風呂のお湯を入れて、夕飯の支度に取りかかる習慣になってたから、タイミングがおかしくなるんですよ。
散歩に行かないと、いつお湯をいれたらいいのか、夕飯はいつからかかればいいのかわからへん、みたいな・・・すっごく落ち着かないんですよ。
「な~んか、勝手が違うよね」
「ホンマやな~」
買い物に行っても、ポッキーの缶詰を買っていまいそうになるし、パンのヘタを残してあげたくなるし・・・。
そんなにポッキーのことを考えて暮らしてたとも思えへんのに・・・

ミョウな気分で過ごすお正月でしたが、明日から、仕事開始ですね。来週アップの原稿もあるし、6日は某事務所での仕事も始まります。
録り貯めた舞台中継も全部見れてないし、演劇関係の本や映画情報等の雑誌の整理も完全ではないし、DVDも全部見きれてません。
結局、やろうと思ってたことも、全部できないもんですね。
趣味の観劇は2月に1本。4月のシェークスピアは3回行く予定です。
それまでに何か衝動的に観に行くかも・・・
2月の観劇は上方落語が原作なので興味津々。次女と行きます。

次女といえば、今日、着物で出勤しました~
朝から、母もタイヘンで~
若いんでこんな色合いもオシャレかなぁ・・
ちなみに足袋は100円のもの(笑)、藍色の草履は、去年亡くなったおばばの形見。ぴったりサイズでした・・・

一期一会

2007-01-03 23:30:46 | 日々のつれづれ
気がつけば今年に入ってもう3日。サービス業のダンナはやっと明日が休み。でも、娘たちは初出勤らしい。相変わらず、ちぐはぐなわが家やね。
次女が、明日は着物で行きたいっていうんで、(コスプレ好きなヤツで~笑)私の娘時代の着物を出してみたら、やっぱり、今どきの体格の次女には合わず、色味もビミョウに合わない感じ・・・私の着物はそろえてくれた母の好みなのか、ど~も明るい色合いが多いねんな。
んで、近所にいる姉の家へ着物を探しに(笑)いきました。
着物好きの母の影響もあって、団塊世代の姉はけっこう持ってます。
娘二人を持ってることもあるからやけど、ウチの娘らの成人式も、姪っ子の着物ですませたし。
で、渋めの藍色の柄物のシルックに、芥子色の半幅の帯を借りてきました。長襦袢に同じ芥子色の半襟をつけて・・・
小物を出してたら、足袋が見あたらないんですよね。どこかにしまい込んだようで・・・次女は24,5cmというデカイ足なんで私のは合わへんし、ということで、買い物に行ったついでに買うことにしました。
いつも行く大き目のスーパーの呉服売り場。最近、テナントで入ったお店らしいねんけど、アイソの良さそうな若い男性店員さんがいました~
24,5cmの足袋をさがしたら、定価が100円になってるねん。
「あ、それは先日のオープンの時の特価品なんです。履き心地は良いのでご安心下さい。ただし、中国製なんですけどね」
「・・あぁ、別になんでもいいんですよ。たびたび履かへんし・・・あ、いや、シャレで言うてるんちゃいますけど・・」
「いや~、おもしろいですね~」・・ホンマに笑ってるし~
だから、シャレやなくて、ホンマにそうなんやから・・・100円の足袋。どんなんやろね・・・
でも、着物着て、Webの仕事するんかいな??

追伸
実は、お正月早々、悲しいことがありました・・・
元旦の夜中から、愛犬ポッキーの様子がおかしくなって、2日の朝、亡くなってしまったんです。かかりつけの獣医さんはお正月休みやし、調べて、開いてる隣町の犬猫病院へ連れていったんやけど・・・、「胃捻転」でした。17才という老犬ではあったけどまさかこんなことになるなんて・・・
ホントにあっけなくて・・・今は、淋しいというより、申し訳ない気持ちでいっぱいです。そばにいても、どうしてあげることもできなくて・・・生き物を飼うということは、辛いことやなって、思いました。

新しい年です

2007-01-01 23:32:17 | 日々のつれづれ
新年です。亥の年。
喪中なので、年賀状も出せず、ズボラな私のために喪中ハガキも届かなかったりして、早々に年賀状を下さったお友だち、親類縁者のみなさま、失礼をお許し下さいませ。そして、賀状ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

しっかし、年末から忙しかったですね~
掃除、結局、元旦に間に合わず・・・座敷はまだはみ出しモノが片付きません。(泣)
仏様にお餅やみかんをお供えしてお線香も上げたけど、きっと、怒ってはるやろうな・・・「汚いで~」って! 
といいながら、年末は何をしてたかって言うと、恒例やけど、お餅をついて、おせちを作ってました。
つき上がったらお餅は、隣町のお寺にあるお墓に持って行って拝んできます。毎年、大晦日に行きますね。掃除を兼ねて。それくらいはちゃんとしないとね。

サービス業のダンナは、可哀想に年末年始お仕事です。来れも毎年のことやけどね。
今朝も、7時には出勤してました~ 夜は9時半に帰宅・・・27日の休み以来、明後日まで休みなしらしい。たいへんやねぇ。おかげで、ちょっと機嫌悪いかも。

大晦日の昨日は、長女がカレシを連れてくるしで、夕飯はスキヤキにしました。
滋賀県の近江牛の本場では、大晦日はスキヤキが定番らしいけど、京都出身のダンナなんで、わが家では珍しいです。いつもは、おせちの余り物とかをつまんでるかな。
なんせ、長女のカレシはよく食べる人なんで、とりあえず鍋ものがいいかなあ~と・・・おせちも作りながらやら忙しかったけどね。

で、元旦の今日は・・・やっぱり母は忙しい。
掃除と洗濯は待ったなしやし、昼間は誰もいなくてまったりできたけど、午後は次女がカレシを連れてくるし、夜は長女もまたまたカレシをつれて来て、ダンナも帰ってくるしで、も~、食べることが大忙し。
長女のカレシが言うてました。
「○○家、元旦に娘たちがそれぞれカレシを連れてくるんで、たいへんですね~」
アンタが言うな・・・(笑)、てなもんやけど、若い男が来るのはうれしい母なので(笑)、それはいいねんな。時間差もあったし。ダンナ楽しそうに会話してるしね。
それぞれのカレシが、娘たちとホンマに縁があるのかどうかはまだわからへんけど、結婚でもしたら毎年こんな風に忙しいのかな・・・とふと思ったり。

この年末、またまた一つ年を重ねてしまった私・・・同じく、この年末に誕生日を迎えた同じ年の友人、息子さん(長女と同じ年なんやけど)が今年の春に結婚しはるねんな。
同居しないにしても、息子にヨメを迎えるってどんな気分なんやろうねぇ。
今年のお正月は、いつもとちょっと違うお正月なんやろうな~

画像は、今年のおせち。