ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ウルトラマンのフジ隊員にそんな濡れ場をやらせるなんて、、

2007-12-12 07:39:38 | 映画・読書
その当時、芸術ポルノと呼ばれた・実相寺昭雄の「曼陀羅」を阿佐ヶ谷ラピュタで観ました。
俳優・“岸田森”特集のなかの一本。

岸田森といえば、やはり「傷だらけの天使」の、クールだけど実はスケベで見栄っ張りな辰巳さんのイメージが強いですが、ここでもなかなかの怪演ぶりを発揮していました。

あらすじは、
海沿いのホテル。信一(清水紘治)、裕(田村亮)、由紀子(森秋子)、康子(桜井浩子)は、相手を交換してのセックスを続ける。その行為を嫌悪した康子・裕に反し、信一はストイックさを拒絶し、死んだような相手を抱くことに意味を感じると語る。ホテルの監視カメラでそれを見、聞いていた真木(岸田森)は、男たちに海岸で信一を殴らせ、由紀子を犯させる。信一と由紀子は真木を追い、彼が死者と生者の交わる悦楽を教える宗教の後継者であることを聞く。それはおのれの意志で「時間」を否定し、農業と祝祭、そしてエロスのみに生きるユートピアの実現を目指す教えであった…。
と、いった感じなんですが。
まぁ、ストーリーはアノ時代の古臭いものですが、その凝った映像や役者の演技は時代を超えていますね。

クライマックスで岸田森が見せる断末魔の表情が、忘れられません。ついつい、真似してやってみたくなっちゃいます。

そして問題は、桜井浩子。
なんと!SMプレイのようなことをやらされ、集団レイプをされ、最後には首釣り自殺しちゃうんです。
まぁ、あまりに残酷じゃありませんか。あの、科学特捜隊の紅一点“フジ隊員”がですよ~。