ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ジョーカーをひいて、ラッキー

2019-11-02 06:24:00 | 映画・読書
一週間だけ那覇でやっている7時間18分の「サタンタンゴ」をどうやっていつ観に行くか、、、
やはり諦めとこうか、、、

泊まりがけじゃ、ことだな、
途中で腹へったらどうしよう、
普通の映画でも、コーヒー飲んだらもたないのに、
7時間オシッコもたないよな、
等々

散々悩んだあげく、

ちまたで評判が高い「ジョーカー」を観た。



これが、正解であった。



生涯、5本の指に入るお気に入り映画になった。
7時間18分の旅は、またいつかの機会で、もういいやって気分になった。


映画を観る前に、解説等は見ない主義だが、
これが正解であった。

観ていて、まるで「タクシードライバー」みたいだたとワクワクしたのは、前知識がなかったおかげ。
あと、お初にお目にかかる主演男優の狂気に圧倒された。マイフェイバリットアクター入りさせて、他の出演映画も是非観たいと思ったのは、単に無知なためだけであった。


そう言えば、エンドクレジットが流れる間、延々と連れの女に解説をたれている声がして、はた迷惑だったな。
前もってYoutubeやなんかでお勉強してきたのだろう。ラッパー風ファッションのジャージの小僧だったけど、果たして映画の感動はあったのかしら。


なんと言っても、主役ホアキンフェニックスがすごい。すごいと思ったら、やはりこの人、虚実ない交ぜの役者人生のような人物だった。

あの永遠のリバーフェニックスくんに、弟がいたとは知らなかった。それが、ホアキン。
妹二人も女優らしい。

トレーラーハウス住まいのピッピーでカルトな宗教にはまっていた親の元に生まれた子供たちが、皆俳優だってのが驚き。兄弟みな何らかのトラウマを抱えているんだと。
なんだか、ロッキーエリクソンやスカイサクソン、ヤホハ13たちの怨念のようなものが承け継げられているんじゃなかろうか。

2009年に、俳優引退宣言をして、下手なラッパーになり、次々と暴力事件を起こし、頭壊れてしまったという、壮大なバッドジョークを実生活で繰り広げて撮られた、ドキュメンタリー映画「容疑者ホアキンフェニックス」
は、業界から非難を浴びて不評だったらしいが、
ここから、ジョカーは始まっていた。

その後出る映画では、どれも狂気の役柄で素晴らしい演技と評価されて来たとさ。
「マスター」は、TSUTAYAで借りて観てた。でも、やっぱ映画館で観ないと駄目だ。

東京時代には、ぴあやシティーロードで、映画館の場所や日時をチェックして観に行ってたけど、
散歩や買い物の帰り道に、入り口のポスターを見て興味を引かれて観に行く、みたいな映画の見方が
正解ですな。






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