ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

読谷村のスター「なおき家」とオキナワンハードロックの大御所「紫」

2012-10-22 10:51:15 | 音楽フェス
祭りを2軒ハシゴしました。

まずは、ご近所「座喜味城通りふれあい祭り」
お目当ては、ローカルFM局「FM読谷」のタイトルソング

で有名(村の一部で)ななおき屋。

芸風というかそのロック魂は、OZdiscの(高円寺にあるアングラCDショップである「円盤」の店主である田口史人氏が過去にやっていたレーベル)高橋敏幸

に迫るものがあると言うと誉めすぎか、、、

ほかに、読谷のやちむん(陶器)やガラス工芸品のチャリティーオークションや子ども会のエイサーなどほのぼのムードでありました。
それにしても、村内のショップが出展している屋台村はレベルが高いというか、個性的な店ばかりです。よくある祭りのテキ屋みたいなのはないので、逆に普通の子供にはつまらないかもしれませんが、ショップが広範囲に点在している読谷では、一気に店が見れる絶好のチャンスでした。



さて夕方、2軒目、車で移動し「うるま祭り」へ。
こちらは、ほのぼのムードとは打って変わって、中部地区最大級の人出。ステージもメインとサブステージと二箇所もありました。この手の沖縄の祭りでは人気の「きいやま商店」、そしてあの「紫」がトリです。


私が中坊の頃、ストーンズか何かのレコードを買った時、代替のポスター(当時レコード一枚買うと貰えるポスターは楽しみの一つでした)として押し付けられてもらった「紫」

ベトナム戦争とロックの関係もまだ良くわかってない中坊は、フィンガーファイブの沖縄とハードロック結びつきませんでした。
音源も聞いた事ないのに、ずっとポスターを部屋に貼って眺めていた「紫」

当時、死と隣り合わせのベトナム行きを控えた凶暴なアメリカ兵を相手にしていたという伝説とは裏腹に、最近図書館で借りた当時の音源はめちゃくちゃショボイ音だった「紫」

ついに、本物をこの沖縄で見ることになりました。
さすがにツインリードギターのハードロッキンな演奏は迫力ありましたが、残念ながらハイウエイスターなどパープルものはやってくれませんでした。オリジナルメンバーはkeyとDrの二人。

観客は、ほとんどがブルーシートに手弁当で無料のイベントを一日中見て過ごす地元の家族連れ。エイサー大会見物とまるで変わりません。これが沖縄祭りの観戦スタンダードなのです。アリーナ席で立ち上がって声援を送るような人は皆無。

後半、「琉神マブヤー」のタイトルソングという曲が演奏されました。なるほど、それでトリで出演をした訳が解りました。
商業主義、、、
今も私の渥美の実家の子供部屋に「紫」のポスターは貼ってあります。

最後はお決まりの花火で終了、いい週末でありました。

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